SACD

Der Ring des Nibelungen -Orchestral Music, Faust Overture : Toshiyuki Kamioka / Wuppertal Symphony Orchestra

Wagner (1813-1883)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
COGQ45
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

ワーグナー:『ニーベルングの指環』管弦楽曲集
上岡敏之&ヴッパータール交響楽団


緊急発売! 2タイトル一挙リリース。巨匠の若き日の秀作『ファウスト序曲』とライフワークである楽劇『指環』の管弦楽曲を組み合わせ、上岡がその研ぎ澄まされた感性で、ワーグナーの秘せられた音楽世界を鮮やかに描き出します。オペラ指揮者上岡ならではの劇的で優美な歌に満ちあふれた、感動作。
 欧州クラシック音楽シーンで名を馳せる録音技師、Erdo GrootによるSACDハイブリッド盤。上岡ヴッパータール響の演奏を余すところなく捉えた優秀録音です。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

【収録情報】
ワーグナー:
・ファウスト序曲
・『ニーベルングの指環』管弦楽曲集
 『ラインの黄金』より「ヴァルハル城への神々の入城」
 『ワルキューレ』より「ワルキューレの騎行」
 『ワルキューレ』より「ヴォータンの告別と魔の炎の音楽」
 『ジークフリート』より「森のささやき」
 『神々の黄昏』より「ジークフリートのラインへの旅」
 『神々の黄昏』より「ジークフリートの死と葬送行進曲」
 ヴッパータール交響楽団
 上岡敏之(指揮)

 録音時期:2010年
 録音場所:ヴッパータール、ヒストーリッシェ・シュタットハレ
 録音方式:デジタル
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

【上岡敏之 Toshiyuki Kamioka】
上岡敏之は、2004/2005年のシーズンより、ヴッパータール市の音楽総監督、ならびに交響楽団の主席指揮者を務める。ヴッパータールに就任する前は、8年間にわたり、ヴィースバーデンのヘッセン州立歌劇場の音楽総監督として、成功を収めた。現在はザールブリュッケン州立歌劇場の音楽総監督も務める。
ヴッパータールでは、オペラ「リゴレット」を振って、オペラ指揮者として輝かしいスタートを切り、彼の高い音楽性と、きめ細かい解釈が、マスコミと聴衆双方に絶賛された。
上岡は、東京生まれ。東京芸術大学で、指揮、作曲、ピアノ、そしてヴァイオリンを並行して学んだ。1982年、名誉ある安宅賞を受賞。2年後には、ロータリー国際奨学生として、ハンブルク音楽大学に留学し、クラウスペーター・ザイベルに指揮を師事。キール市立劇場のソロ・レペティトール、およびカペルマイスターとして、歌劇場でのキャリアをスタートさせた。1992年から1996年まではエッセンの市立アールト劇場の第一カペルマイスターを務めた。
1998/1999年のシーズンより、ヘアフォートの北西ドイツフィルハーモニー管弦楽団の主席指揮者も勤めている。また、バンベルク交響楽団、ケルン放送交響楽団(WDR)、中部ドイツ放送交響楽団(MDR)、バイエルン放送交響楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団など、国内外で数多くのオーケストラに客演し、名声を博している。
上岡は、多忙な中、後進の育成にも力を注いでおり、1999年から2000年まではドイツ音楽協議会の指揮者フォーラムを主宰。すでに1987年から、ハンブルク音楽大学で室内楽と伴奏の講師を務めているほか、2000/2001年には、フランクフルト音楽大学のオペラクラスの代理教授を引き受けた。2004/2005年の冬学期からはザールブリュッケン音楽大学の指揮科正教授の要職にある。2007年6月、第15回渡邉暁雄音楽基金音楽賞受賞。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

【ヴッパータール交響楽団 Sinfonie Orchester Wuppertal】
ヴッパータール交響楽団の歴史は150年近くにおよぶ。初期の段階からオーケストラには、クララ・シューマン、ヨーゼフ・ヨアヒム、ヨハネス・ブラームス、マックス・ブルッフといった高名な音楽家がソリストや指揮者として登場し、名声を得ていった。
1900年(この当時、リヒャルト・シュトラウスも客演)から、シュターツ・ハレを本拠地として活動、今でも近隣のオーケストラがうらやむ立派な建物は、第二次世界大戦で焼け落ちたが、1995年12月に修復され、昔の輝きを取り戻している。エーリヒ・クライバー、オットー・クレンペラーなどの偉大な指揮者たちも、ヴッパータールで音楽的キャリアの第一歩を踏み出している。
世界大恐慌の時代に、オーケストラを助けた音楽家の一人に、エルバーフェルト(ヴッパータール市の旧名)出身のハンス・クナッパーツブッシュがいる。後には、ゲオルク・ラティエン、フリッツ・レーマン、マルティン・シュテファーニが指揮台に立った。22年間におよぶ、ハンス・マルティン・シュナイトに続いて、1986年から1996年の間は、指揮者であり、音楽学者でもあるペーター・ギュルケがオーケストラを率いてきた。一時的に任命されたシュテファン・クリーメからバトンを引き継ぎ、1998年から2004年までは、アメリカ人のジョージ・ハンソンが、ヴッパータール市の音楽総監督を務めた。
2004/2005年のシーズンからは、上岡敏之が新たにヴッパータール市の音楽総監督に就任。現在、オペラからコンサート、バロック音楽から現代音楽にいたるまで多岐にわたるレパートリーを誇っている。ドルトムントのコンツェルトハウスとケルンのフィルハーモニーに定期的に客演しているほか、ミュンヘン、パリ、ブレスラウ、トリノ、およびローマなどをツアーで訪れている。
ヴッパータール交響楽団は、アウトリーチ活動にも力を入れており、積極的にオーケストラが毎回様々な編成で学校を訪問、それぞれの楽器を紹介する「オーケストラにさわろう」といった企画が特に好評を得ている。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

Track List   

Customer Reviews

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素晴らしい演奏です。録音も秀逸で、音が消...

投稿日:2010/10/02 (土)

素晴らしい演奏です。録音も秀逸で、音が消えた時の静寂が印象的です。安易な表現をすれば、日本人による良質なワーグナー? 過去に、セル・カラヤン・マゼール・ショルティ・バレンボイム・ヤルヴィ等好んで聴きましたが、本盤が感覚的には一番かな。最後の拍手、個人的には絶対不要ですが、楽曲の一部と思えば、控えめで許容できる範囲でした。

チッチ さん | 愛知県 | 不明

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