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"Gotterdammerung : Simone Young / Hamburg Philharmonic, C.Franz, Bork, W.Koch, Tomlinson, Polaski, etc (2010 Stereo)(4CD)"

Wagner (1813-1883)

User Review :5.0
(5)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OC928
Number of Discs
:
4
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ワーグナー:『神々の黄昏』全曲(4CD)
シモーネ・ヤング&ハンブルク州立歌劇場


一連のブルックナー録音が大人気のシモーネ・ヤングは、ハンブルク・フィル音楽監督としてだけでなく、ハンブルク州立歌劇場のインテンダントとしても大活躍(というよりこちらが本業)しており、数多くのオペラを上演して高い評価を受けています。
 今回登場する『神々の黄昏』は、クラウス・グートの現代的読み替え演出でも一部で話題になったものですが、シモーネ・ヤングの演奏そのものは奇を衒わぬ正攻法で仕上げた立派なものなので、ある意味ではCD向きの上演といえるかも知れません。
 シリーズ第4作となる今回の上演でも、ジークフリート役のクリスティアン・フランツ、ハーゲン役のジョン・トムリンソン、ブリュンヒルデ役のデボラ・ポラスキという実力派が揃えられ、ハンブルク・フィルの表現力に富む演奏と一体になって、ドラマティックなワーグナー像をつくりあげています。(HMV)

【収録情報】
・ワーグナー:『神々の黄昏』全曲

 ブリュンヒルデ:デボラ・ポラスキ(ソプラノ)
 ジークフリート:クリスティアン・フランツ(テノール)
 ハーゲン:ジョン・トムリンソン(バス)
 グンター:ローベルト・ボルク(バス・バリトン)
 アルベリヒ:ヴォルフガンク・コッホ(バス・バリトン)
 グートルーネ:アンナ・ガブラー(ソプラノ)
 ヴァルトラウテ:ペトラ・ラング(メゾ・ソプラノ)
 第1のノルン:デボラ・ハンブル(アルト)
 第2のノルン:クリスティーナ・ダミアン(メゾ・ソプラノ)
 第3のノルン:カーチャ・ピーヴェク(ソプラノ)
 ヴォークリンデ:ユン・リー=ハ(ソプラノ)
 ヴェルグンデ:マリア・マルキーナ(ソプラノ)
 フロスヒルデ:アン=ベス・ソルヴァング(メゾ・ソプラノ)
 ハンブルク州立歌劇場管弦楽団(ハンブルク・フィル)
 シモーネ・ヤング(指揮)

 録音時期:2010年10月12,14,17,21日
 録音場所:ハンブルク州立歌劇場
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 Recording Producer & Editing: Dirk Ludemann
 Balance Engineer: Dominik Blech
 Recording Engineer: Katja Zeidler

【シモーネ・ヤング・プロフィール】
シモーネ(シモーン)・ヤングは、1961年3月2日、オーストラリアのシドニーに生まれ、そこでピアノと作曲を学びました。貝殻を形どった外観で名高いシドニー・オペラ(ハウス)でアシスタントを務めていた1985年、急病の指揮者に変わり、わずか数時間という予告で見事に代役を務め、センセーショナルなデビューを果たしました。
 その後奨学金を得てヨーロッパに留学、ケルン市歌劇場でコレペティ、アシスタント、専属指揮者を務め、パリではダニエル・バレンボイムのアシスタントとしてパトリス・シェローの演出による伝説的なベルク『ヴォツェック』の上演にも携わり、バイロイト音楽祭の『ニーベルングの指環』のアシスタントなどもこなしてその実力を蓄えていきます。
 1993年から1995年まで、ベルリン州立歌劇場の専属指揮者を務めるとともに、その間に世界各地の名門歌劇場に客演して短期間のうちに名声を築き上げました。それには1993年、ウィーン国立歌劇場での『ラ・ボエーム』公演で、女性として初めて歌劇場管弦楽団を指揮したこと、パリ・バスティーユ・オペラ、コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラ、フィレンツェ五月祭、バイエルンとハンブルクの州立歌劇場が含まれます。
 また、コンサート指揮者としてもシュターツカペレ・ベルリン、ミュンヘン・フィル、ハンブルク・フィル、ニューヨーク・フィルなどの指揮台に招かれていますが、1997年には、ウィーン・フィルを2005年11月、ウィーン楽友協会で156年の歴史上はじめて振ったことでも世界的な話題になりました。1999年から2002年までベルゲン・フィルの首席指揮者、2001年から2003年までシドニーとメルボルンのオーストラリア・オペラの首席指揮者兼芸術監督を務め、2005年からハンブルク州立歌劇場のインテンダント兼フィルハーモニーの音楽総監督(GMD)に就任し、精力的な活動を繰り広げています。
 わが国でも1997年と2003年にNHK交響楽団に客演指揮して、好評を博しています。また2006年にはハンブルク高等音楽演劇院の教授に就任し、後進の指導にもあたっています。

Track List   

Disc   1

  • 01. Prologue: Einleitung
  • 02. Prologue: Welch Licht leuchtet dort? (3 Nornem)
  • 03. Prologue: Singe, Schwester ? Treu beratner Vertrage Reunen (2 Norn)
  • 04. Prologue: Sine, Schwester ? Es ragt die Burg (3 Nornen)
  • 05. Prologue: Zu neuen Taten, teurer Helde (Brunnhilde, Siegfied)
  • 06. Prologue: Willst du mir Minne schenken (Brunnhilde, Siegfried)
  • 07. Prologue: Oh, heilige Gotter! (Brunnhilde, Siegfried)
  • 08. Prologue: Siegfrieds Rheinfahrt (Siegfried's Rhine Journey)
  • 09. Act I Scene 1: Nun hor', Hagen, sage mir, Held (Gunther, Hagen)
  • 10. Act I Scene 1: Wen ratst du nun zu frein (Gunther, Hagen, Siegfried)
  • 11. Act I Scene 1: Jagt er auf Taten wonnig umher (Hagen, Gunther, Siegfried)
  • 12. Act I Scene 2: Heil! Siegfried, teurer Held! (Hagen, Siegfried, Gunther)
  • 13. Act I Scene 2: Begrusse froh, o Held (Gunther, Siegfried, Hagen)
  • 14. Act I Scene 2: Willkommen, Gast, in Gibichs Haus! (Gutrune, Siegfried, Gunther)

Disc   2

  • 01. Act I Scene 2: Deinem Bruder bot ich mich zum Mann (Gunther, Siegfried)
  • 02. Act I Scene 2: Bluhenden Lebens labendes Blut (Siegfried, Gunther, Gutrune, Hagen)
  • 03. Act I Scene 2: Frisch auf die Fahrt! (Siegfried, Gunther, Gutrune, Hagen)
  • 04. Act I Scene 2: Hier sitz' ich zur Wacht (Hagen)
  • 05. Act I Scene 3: Altgewohntes Gerausch (Brunnhilde, Waltraute)
  • 06. Act I Scene 3: Hore mit Sinn (Waltraute)
  • 07. Act I Scene 3: Welch banger Traume Maren meldest du Traurige mir (Brunnhilde, Waltraute)
  • 08. Act I Scene 3: Was leckt so wutend (Brunnhilde)
  • 09. Act I Scene 3: Brunnhild'! Ein Freier (Siegfried, Brunnhilde)

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Comprehensive Evaluation

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オーケストラの響きが充実しています。素晴...

投稿日:2014/04/23 (水)

オーケストラの響きが充実しています。素晴らしいです。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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10数年前に英国ロイヤル・オペラハウスの...

投稿日:2012/03/01 (木)

10数年前に英国ロイヤル・オペラハウスの同タイトル(ハイティンク指揮)を見た際、ポラスキとトムリンソンが同じ役を歌っていたのを聞いて感動したのを思い出し、同キャストなので買いました。ご両名ともはまり役で、いうことありません。全く衰えることなく、当時より感情豊かに、感動を新たにしました。指揮は、既評のとおり、オーソドックスですが、今までのリングと違う自己主張もはっきり見られ、表情豊かで、どちらかといえば、神々しさがより鮮明に感じました。管弦楽もワーグナーオペラに慣れ親しんでいる優れた技量です。いずれにせよ、ハイティンク版のリングに加えた愛聴盤になりそうです。

ぽっちゃま さん | 北海道 | 不明

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11年の期待大の録音、待ちに待って聴きまし...

投稿日:2012/02/11 (土)

11年の期待大の録音、待ちに待って聴きました。ざっと聴いて、1幕2幕の出来に満足、3幕もさぞかし、と思っていたところ、さしものヤング女史も失速か? と一瞬思いました。そこで気を取り直して再度聴き、改めて女史の見事なバトン捌きに感じ入った次第です。これは私メには手放せぬRINGとなりました。フランツの聴くからにテノール声そのもののジークフリート、トムリンソンのハーゲンにまず拍手。ラインの娘たちもすばらしい。ポラスキも幾分線は細いものの、決して金切り声にならず、大健闘。役役文句のつけるところはありません。最近のライブ録音の中では、レンジの広さ、音の厚みと巾、それにつややかさもあり、ホール感も感じられ、出色の録音と思われます。Wagnerはこうでなくっちゃ! クナッパーツブッシュが存命でこれを聴いたら――さすがに女は、子宮という宇宙を持っているわい――なんちゃって――ヤング女史のバイロイト登場を、切に祈りたいものですね。何しろ「女人天下」なのですから。

オペラかじり虫 さん | 兵庫県 | 不明

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