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バロウズ / ウォーホル秘蔵テープ

W バロウズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907435332
ISBN 10 : 4907435339
Format
Books
Release Date
August/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ウィリアム・バロウズ生誕100年記念!史上最低最悪の対談集

実は晩年、親密な関係にあったウィリアム・バロウズ(1914年2月5日-1997年8月2日)とアンディ・ウォーホル(1928年8月6日-1987年2月22日)。その密談をセッティングしたヴィクター・ボクリスによる秘蔵テープをお蔵出し。会談中の現場写真も約100枚掲載!特別ゲスト、ミック・ジャガーを交えた鼎談も収録!

【ふたりの奇妙な符合の一例】
1)バロウズは原子爆弾が開発されたロスアラモスの地の寄宿学校で少年時代を過ごし、ウォーホルの誕生日は原爆が広島に落とされた8月6日(ウォーホル17 歳のとき)。
2)どちらも同性愛が忌み嫌われた時代にカミングアウトして、ゲイ解放のアイコンとなった。
3)ウォーホルはシルクスクリーン技法で美術界の常識をぶっ壊し、バロウズはカットアップ技法で文学界のセオリーをひっくり返した。
4)ウォーホルは女性に撃たれて殺されかけたので有名。バロウズは女性を(奥さんとウィリアム・テルごっこをしている最中)撃って殺したことで有名。
5)どちらも主流派出版社からは悪者扱いされたが、のちに時代の先導者となった。
6)どちらもトレンドセッターでそれぞれのフォロワーたちのファッションのお手本だった。
7)どちらもFBIと警察の監視下に置かれていた。

「ウィリアム・バロウズは世界最高の作家だった。アンディ・ウォーホルは世界最高のアーティストだった。彼らは歴史上最大の社会革命の、主要な幻視者であり建設者だった。そして我々はようやく、彼らの貢献の進化を消化し始めたばかりなのだ。」
ヴィクター・ボクリス

著者について
山形浩生(やまがた・ひろお)
1964年生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻、マサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手シンクタンク会社に勤務の傍ら、文学・経済・コンピューターなど幅広い分野の翻訳と評論を手がける。著書に「たかがバロウズ本。」(大村書店)、「訳者解説」(バジリコ)、翻訳書にフィリップ・K・ディック「ヴァリス」(ハヤカワ文庫SF)、共訳にバロウズ「ソフトマシーン」(河出文庫)など多数。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Sleipnirie

    雑談。ほんとに気軽なおしゃべり。有名人とか作品について話したり、好みの少年やチンコについて盛り上がる時がある。あと、著者がこの雑談をセッティングするまでの様子が書かれてある。 訳者のあとがきに、前に出たバロウズの対談集の落ち穂拾いみたいなもので、色んな事情を知ってる人が読むと面白いとか。

  • フロム

    確かに面白くない。対談前半は割りと読めるのだが、ミック・ジャガーの対談辺りからテンションが急激に落ち込み、氷河期に突入。インタビュアーとバロウズのミック・ジャガーに相手にされて無い感が凄い。ただ、ウォーホールとバロウズの最先端時代の最先端にいる、又はその矜持と言うか痩せ我慢か本当に凄い物がある。今の時代に失われた、或いは失われつつある感覚なので。その点だけは正直、超かっこいい。それにしても訳者はなんでこんな本訳したんだろう?そこが本著における最大の謎。悪いけどこれそんな良い本じゃないよ。

  • takao

    アメリカ作家のバロウズとウォーホルの掛け合い漫才

  • hiratax

    既存の刊行文献から漏れた対談の「落穂拾い」しかし、バロウズ&ウォーホールゆえに価値がある。「ビートルズ・アンソロジー」みたいだ。著者が自称をのぞきアメリカのサブカルシーンで無名と記す山形浩生解説のフェアさも良い。「全米が泣いた」の反語。

  • rinrin

    【BOOK(2014)-190】!!!

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