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ジャンキー 河出文庫

W バロウズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309468167
ISBN 10 : 4309468160
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

麻薬中毒者=ジャンキーのリーはニューヨークからメキシコシティまで各地を転々としながら、麻薬漬けの日々を送る…『裸のランチ』で驚異的な反響を巻き起こしたバロウズのデビュー作にして、戦後アメリカのアンダーグラウンド文化が色濃く反映された自伝的小説。最新テキストを元に全面的に訳文が見直された完全版。

【著者紹介】
ウィリアム・S・バロウズ : 1914年、アメリカ合衆国ミズーリ州生まれ。作家。ハーバード大学卒業後、定職につかずにアメリカ、ヨーロッパ、スペインの各地に滞在。53年、麻薬中毒者を描いた自伝的小説『ジャンキー』でデビュー。59年に発表した『裸のランチ』は世界的な反響を呼び、ビートニク文学の代表作となる。97年、逝去

鮎川信夫 : 1920年、東京生まれ。詩人、評論家、翻訳家。伝説の詩誌「荒地」創刊に参加。86年、逝去

山形浩生 : 1964年、東京都生まれ。評論家、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。W.S.バロウズ、初読です。著者の処女作にて、自伝的私小説、ジャンキーのリアルが描かれています。続いて代表作『裸のランチ』を読む予定です。 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309468167/

  • しゅん

    古き時代のジャンキーの様子をリアルに描いたバロウズのデビュー作。同じ麻薬でもボードレールの「人口楽園」とは、少々感じが異なる。一度、中毒になっても、禁断症状を我慢して療養すれば辞められる、とでもいうように、何度か、治療をするが、またすぐ、麻薬漬けの日々に戻ってしまう…。作品として、あまり悲壮感はないのだが、その現実は恐ろしいものだ。

  • SATAN'S TOY

    バロウズの処女作、なのでまだカットアップ手法が導入されていないので読みやすい。ただ大きなストーリーがあるというものではなくて本人の自伝的にジャンキー達の生態がスケッチ風に描かれる。本人含めジャンキー達の荒んだ生活、自己正当化の理論等、これはお近づきになりたくないなぁという世界で、啓蒙主義的ではないがゆえに響く。

  • 琥珀大臣

    繊細な人ほど麻薬依存になりやすいと良く言うが、このジャンキーたちはそれを大いに楽しんでるような、救い出されたいと思ってるような。 曖昧な精神とぼろぼろの姿で、麻薬を楽しんだり、対抗したり、嘲笑ったり、この時はジャンキーの生き方が楽だったんだろう。 数多くのミュージシャンが愛した作家だけあって、退廃的な雰囲気と自嘲的な文章に生き様をかんじた。

  • アングラ読書

    麻薬は生命体と死んだものの移行 動物生命と植物生命の移行。 収縮と成長を繰り返すから、ジャンキーは長生きする。 娯楽でも刺激でもなく、麻薬は生き方だ。 ——氏はそう記す。 しかしちっとも羨ましくならないのがこの本の素晴らしいところだ。 ドラッグを美化せず、精神論にもしない。麻薬の実態を、ただ刻々と、凄惨に、醜く、生々しく描き出す。 娯楽でも刺激でもなく、これは確かに「生き方」なのだ。

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