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ISBN 10 : 4862852769
Content Description
ギリシア人の教養と理想的な人間像が相互に作用しつつ形成される経緯を描いた、イェーガーの古典的名著『パイデイア1‐3』(1934‐47)の1、2部を訳出した待望の書。本冊ではホメロスからデモステネスに至るほぼ数百年間を扱う。英雄的で政治的な古典的時代のギリシアにおける教養の基礎およびその展開と危機について、著者は文学、哲学、歴史、宗教、医学、政治、法学、経済など多領域からの探求に挑む。
目次 : 序論 人間の教育史におけるギリシア人の位置付け/ 第1部 初期のギリシア(貴族とアレテー/ ホメロスの貴族文化と教育/ 教育者としてのホメロス/ ヘシオドスと農民階級/ スパルタの国家教育 ほか)/ 第2部 アッティカ精神の絶頂と危機(アイスキュロスの劇/ ソポクレスの悲劇的な人間/ ソフィスト/ 教育学と文化理想の起源/ 国家の危機と教育 ほか)
【著者紹介】
曽田長人 : 1966年東京都生まれ、東北大学文学部卒、同大学文学研究科修士課程、バーゼル大学での留学を経て、2000年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程を単位取得退学、2002年、学術博士号を同研究科で取得、現在、東洋大学経済学部教授。専攻:ドイツ思想、ドイツ文学、スイス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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