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ISBN 10 : 4622096455
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Content Description
時間、空間、実在など、現代物理学の概念は、伝統的な哲学から、どのようにして発展してきたのか。また量子の世界の現象を、言語によりどこまで正確に記述できるのか。ノーベル物理学賞を受賞した、量子力学の開拓者が考察する。
目次 : 第1章 古い伝統と新しい伝統/ 第2章 量子論の歴史/ 第3章 量子論のコペンハーゲン派の解釈/ 第4章 量子論と原子科学の根源/ 第5章 哲学的観念の発展と量子論/ 第6章 自然科学の他の部門と量子論/ 第7章 相対性理論/ 第8章 コペンハーゲン派の解釈の批判/ 第9章 量子論と物質の構造/ 第10章 現代物理学における言語とリアリティ/ 第11章 人間の思考における現代物理学の役割
【著者紹介】
W・ハイゼンベルク : 1901‐1976。1901年、ドイツのヴュルツブルグに生れる。ミュンヘン大学でゾンマーフェルトのもとで物理学を学び、コペンハーゲンでニールス・ボーア研究所に入り、さらにゲッティンゲン大学でボルンと共同研究を行ない、1925年、新マトリックス力学を創始した。27年、不確定性原理を発見、同年ライプチヒ大学教授。多体問題の研究から進んで、1928年強磁性の本質を明らかにし、29年にはパウリと共に場の量子論を発表、相対性量子力学をつくった。32年、原子核が中性子と陽子からなるという理論を発表、その他、宇宙線理論、超伝導の研究などにも業績を残している。1932年ノーベル物理学賞。1976年没
河野伊三郎 : 1905年神奈川県に生れる。1929年東京大学理学部数学科卒業。元東京医科歯科大学教授。1994年没
富山小太郎 : 1902年福島県に生れる。1925年東京大学理学部物理学科卒業。元早稲田大学教授。1972年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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