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Four Seasons: Chung Kyung-wha(Vn)St Luke's Co

Vivaldi (1678-1741)

User Review :4.5
(7)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
CDC5570152
Number of Discs
:
1
Label
:
Emi
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

チョン・キョンファ/ヴィヴァルディ:《四季》
2000年デジタル録音。1998年の小品集《Souvenirs》以来のチョン・キョンファによるアルバム。《四季》と言えばソロ・ヴァイオリン奏者、古楽アンサンブルともにレパートリーとし、最近では時代考証派演奏の潮流からか鋭角的な音色を強調したものが目立ちますが、この演奏ではテヌートを多用し、音の長さを充分に活かした、彼女の特徴である流麗な音色を聴かせてくれています。一方、併せ持つパワフルなボウイングは、特に急速楽章での強力な推進力を生みだし、見事な合奏を聴かせてくれるバックとの呼吸もぴったり。共演はニューヨークでオルフェウス室内管と人気を2分する室内オケ“オーケストラ・オヴ・セント・ルークス”のメンバーによるアンサンブル。マッケラスやティルソン・トーマスの薫陶を受け、古楽から現代までこなす実力派です。

Track List   

  • 01. 春*ヴァイオリン協奏曲第1番ホ長調
  • 02. 夏*ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調
  • 03. 秋*ヴァイオリン協奏曲第3番ヘ長調
  • 04. 冬*ヴァイオリン協奏曲第4番ヘ短調

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Comprehensive Evaluation

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面白いあるいは流麗な四季はこれからも聴け...

投稿日:2020/01/17 (金)

面白いあるいは流麗な四季はこれからも聴けても、こんな芸術性の高い四季の演奏はもうないかもしれない。さすがチョンのヴァイオリン、芸術性は並みではない。これが四季の演奏としてベストではないかも知れないが、現時点ではこの演奏を上回るものはないと思う。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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クラッシック・ファンでよかった、と思える...

投稿日:2011/07/14 (木)

クラッシック・ファンでよかった、と思える瞬間の一つは、すでに耳タコで聴き飽きたと思える曲でも「ああ、この曲はこんなに素晴らしかったのか!」と改めて気付かされた演奏に出会った時ではないだろうか。その意味ではまさにこのCDはピッタリで、40数分間圧倒されっぱなしだった。解釈そのものは流行のピリオドではなく正攻法だが、それでもこれだけの素晴らしい演奏ができるのだ!という当たり前すぎることを改めて教えられた。聞くところによると、チョンは一度録音完了した音源をすべて没にして、改めて録り直したという。それだけでも、音楽に対する彼女の真摯で真面目な姿勢を窺えるし、まさに敬服に値する。なんでもサッサと妥協し、手抜きをして恥じない愚かな音楽家と関係者は絶対に見習うべきである。

yass さん | 大分県 | 不明

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チョン・キョン・ファが52歳の2000年アメリ...

投稿日:2011/05/30 (月)

チョン・キョン・ファが52歳の2000年アメリカの室内管弦楽団SLCEを弾き振りしたお馴染の「四季」であり、彼女自身の表現意図を自分の故郷韓国での季節の移り変わりの思い出とダブらせた辺りの説明が余白に23分余(韓国語で)私の聴いた日本盤では入っているのは面白いですね、この演奏はかつて彼女がイタリアで録音したのが気に食わないで再録しただけに貫禄ある出来上がりにはなっておりロマンチックにややシンフォニックというかよく歌った演奏でありトレンディな古楽器演奏とは雰囲気は異なります。春(演奏タイム@3’36A2’29B4’17)では第1楽章からテヌートを噛まし更にテンポを急変させ新鮮さを印象付けます。夏(@5’27A2’17B2’42)はスタートでの暑い夏のけだるさが体験され風雨強い場面での弦のアタックの強さやクレッシェンド、デクレッシェンドの使い方も面白いですね。秋(@5’32A2’12B3’23)第1楽章でもテーマ序奏におけるレガートからすぐ入るヴァイオリンの華やかさは中盤でのスピードダウンを際立たせました。第2楽章は少しテンポが遅いのは是非論がありましょう。冬(@3’10A2’10B3’23)の第1楽章でのリズムの切れは独特で続く序奏のヴァイオリンもそのきつさが独特・・・それは第3楽章での氷上でつっかかる様なヴァイオリンにも通じ李朝の白磁器の冷たいながらの起承転結の雰囲気が味わえます。なお、中間楽章は秋とは反しテンポが速いのも好みがあるかと思われます。全体として我々の世代でお馴染のベストセラー、イムジチの演奏盤にある様なイタリア的透明感とは異なりますが彼女のある年齢を重ねた上での(再録だけに)場当たり・思いつきではない表現意欲は素晴らしいと思いました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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