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The Guitar Manuscripts -Masterpieces & Lost Works : Andrea Bissoli(G)Fabio Mechetti / Minas Gerais Philharmonic (3CD)

Villa-Lobos, Heitor (1887-1959)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
8503289
Number of Discs
:
3
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ヴィラ=ロボス:ギター作品集〜傑作集と失われた作品全集(3CD)
アンドレア・ビッソーリ(ギター)


1887年、リオデジャネイロで国立図書館員の父親の元に生まれたエイトル・ヴィラ=ロボス。ブラジルの民俗音楽と現代音楽が見事に融合した『ブラジル風バッハ』や、民俗音楽に由来したショーロスなどが広く愛されていますが、実は、生涯で1000曲近くに及ぶ膨大な作品を残しており、現在知られているヴィラ=ロボスは、ほんの一部でしかないことはあまり意識されていないと言ってもよいでしょう。
 彼は作曲を独学で学びながらブラジルの民謡を積極的に採取し、数々の名作を作り上げていきました。この3巻からなるシリーズは、そんな「知られざる作品」を発掘、収録することでヴィラ=ロボスの新たな魅力を探って行くことができます。
 第1集には、セゴビアのために作曲した『ギター協奏曲』を始め、断片的な作品や、良く知られる『ブラジル風バッハ第5番』のアリアをギター伴奏にしたものなど興味深い作品が並んでいます。
 第2集には一般にはほとんど知られることのないいくつかの作品を収録。彼の最も初期に書かれた『Dime perche(理由を私に話して)』は短いながらも充実した構成を持ち、めまぐるしくテンポが変わる面白い曲です。2014年に出版されたばかりの『ワルツ協奏曲第2番』は未完成ではありますが、ビッソーリが補筆完成させており、タイトル通りショパンの面影を感じさせる名曲です。チェレスタやハープまでを用いたユニークな音色が特色の『六重奏曲』には確かに熱帯地方の空気が漂っています。民俗舞曲に基づく『ショーロ』の数々は有名な作品。これを聴かずにはヴィラ=ロボスは語れません。最後の『愛の歌』は、映画のサウンドトラック。と言っても、彼の曲が使われたのは映画の最後のカットのみですが、映画を見た人には強い印象を残したであろう美しい曲です。
 第3集に収録されているのは『12の練習曲』と『実用の手引き』が中心となります。ヴィラ=ロボスが『12の練習曲』を書くきっかけとなったのは、あの伝説の名ギタリスト、アンドレス・セゴビアと出会ったことでした。セゴビアはヴィラ=ロボスに「練習曲」の作曲を依頼し、1928年に完成したのですが、なぜかヴィラ=ロボスは1953年、大幅な改訂(カット、追加、変更、運指法など)を加えてしまいました。ギタリスト、ビッソーリはこの失われた要素を研究し復元して演奏しています。また子ども向けの教材として書かれた『実用の手引き』はピアノで演奏されることが多いのですが、ここでは民族楽器とギターのアンサンブルでひたすら楽しく演奏されています。そして、壮大な交響的エピソード『少年の凧』がこのアルバムの最後、及びシリーズの最後を華々しく飾ります。少年の揚げる色鮮やかな凧が空気中を旋回しながら、風に乗って舞う姿が見事に捉えられた映画音楽のようなスリリングな作品です。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1: 第1集
(8573115)
1. ギター協奏曲
2. シンプレス
3. ヴァルス・ショーロ
4. シランダス(E.プホールによる2台のギター編)より
5. アマゾンの森
6. 『詩人の歌』第18番
7. セレスタス〜第5番『モディーニャ』
8. ワルツ
9. ギリシャのモティーフ
10. ブラジル風バッハ第5番〜第1楽章『アリア(カンティレーナ)』


 アンドレア・ビッソーリ(ギター)
 リサ・セラフィーニ(ソプラノ:5-7,10)
 フェデリカ・アルトゥオーソ(ギター:4,5)
 ステファノ・ブライト(フルート:9)
 スコラ・サン・ロッコ合唱団(9)
 フランチェスコ・エルレ(指揮:9)
 ミナスジェライス・フィルハーモニック管弦楽団(1)
 ファビオ・メケッティ(指揮:1)

 録音:
 2012年10月5日 ブラジル、ミナスジェライス、イビリテ テアトロ・ド・チェントロ・エドゥカシオナル(1)
 2009年12月11-14日 イタリア、ヴィチェンツァ、キエサ・ディ・サンタ・マリア・デイ・カルミーニ(2,3)
 2012年8月10-16日 イタリア、ヴィチェンツァ、キエサ・ディ・サンタ・マリア・デイ・カルミーニ(4-7,10)
 2010年3月17日 イタリア、ヴィチェンツァ、キエサ・ディ・サンタ・マリア・デイ・カルミーニ(8)
 2012年11月25日 イタリア、ヴィチェンツァ、キエサ・ディ・サン・ロッコ(9)

Disc2: 第2集 (8573116)
1. 私に話して(A.ビッソーリによる復元版)
2. ワルツ協奏曲第2番(A.ビッソーリによる補筆完成版)
3. 神秘的な六重奏曲
4. ショーロへの序奏
5. ショーロ第1番
6. ショーロ第6番
7. アマゾンの森 - 愛の歌


 アンドレア・ビッソーリ(ギター:1-5,7)
 ガブリエラ・パース(ソプラノ:7)
 アンサンブル・ムーサゲート(3)
  アンドレア・ビッソーリ(ギター)
  ファビオ・プピッロ(フルート)
  レモ・ペロナート(オーボエ)
  マウロ・リビチーニ(アルト・サクソフォン)
  アンナ・ピッターロ(チェレスタ)
  フランチェスカ・ティラーレ(ハープ)
 ミナスジェライス・フィルハーモニック管弦楽団(4,6,7)
 ファビオ・メケッティ(指揮:4,6,7)

 録音:
 2013年3月24日 イタリア、ヴィチェンツァ、キエサ・ディ・クリストフォーロ(1,3)
 2010年3月17日 イタリア、ヴィチェンツァ、キエサ・ディ・サンタ・マリア・デイ・カルミーニ(2,5)
 2012年10月4日 ブラジル、ミナスジェライス、イビリテ、テアトロ・ド・チェントロ・エドゥカシオナル(4)
 2013年5月1日 ブラジル、ミナスジェライス、ベロ・ホリゾンテ、パラチオ・ダス・アルテス(6,7)

Disc3: 第3集 (8573117)
1. タランテッラ(A.ビッソーリによるギター編)
2. 12の練習曲
3. 『実用の手引き』から民謡編曲集(A.ビッソーリによる器楽編)

 第71番:小さな斧
 第112番:サンバ・レレ
 第15番:羊飼い
 第108番:黄色いばら(第1稿)
 第31番:カルネイリンホ,カルネイラオ
 第45番:おお、クラーボ(第1稿)
 第133番:ヴィツ
 第114番:セニョーラ・ドンナ・サンチャ(第1稿)
 第87番:フランシスコ様(第1稿)
 第35番:おお、シランダ、おお、シランディンハ、輪になって踊ろう
 第41番:信心深く
 第137番:しーっ! 小鳥さん
 第55番:私はイトローロへ行った(第2稿)
 第90番:パサラス、ナオ、パサラス

4. O papagaio do moleque(少年の凧) (1932)

 アンドレア・ビッソーリ(ギター・カバキーニョ:1-3)
 アンサンブル・シランジーニャ(3)
 ミナスジェライス・フィルハーモニック管弦楽団(4)
 ファビオ・メケッティ(指揮:4)

 録音:
 2014年7月1-5日 イタリア、アルクナーノ、ヴィラ・カネラ・ディ・サラスコ(1)
 2012年8月10-16日 イタリア、ヴィチェンツァ、キエサ・ディ・サンタ・マリア・デイ・カルミーニ(2,3)
 2013年5月2日 ブラジル、ミナスジェライス、ベロ・ホリゾンテ、パラシオ・ダス・アルテス(4)

 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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