Sting 2009 -Face Off -

2009年に激化したマヴァド vs ヴァイブズ・カーテルの抗争が「STING」目前に奇跡の和解。ヴァイオレンスにまで激化した抗争にウンザリしていた国民は、お祭りモードで年末の「STING」を迎えた。マヴァド、ヴァイヴズ・カーテル、バウンティ・キラーを筆頭に、ジャー・ヴィンチ、ブラック・ライノ、アイドニア、フリッパ・マフィア・・・2009年の代名詞とも云うべき二大派閥、GULLYとGAZA周辺のアーティストは勿論、ギャングスタ達が荒ぶる気持ちをシャウト！

双子ユニットのツイン・オブ・ツインズは、ブラック・ユーモアたっぷりにシーンを皮肉ります。往年のSTINGファンは、待ってましたのガチンコ対決（ディージェイ・クラッシュ）には、ジェネラル・B vs キップリッチの「先輩後輩下克上クラッシュ」もバッチリ収録！

そして、本作品で注目すべきもう一つの見所は、ギャングスタ系アーティストが主流だった近年のレゲエ・シーンで、多くの人が見過ごしていたであろう2009年のシンガー、カルチャー系アーティストの台頭とその活躍。大ヒット曲「Life」と共に現れた新星G・ウィズは勿論、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのBIG SHIPファミリーから、チーノとラディン。美声を奏でるのはスティーヴィー・フェイス。「ジャマイカの氷川きよし」とでも云うべき、いぶし銀ヴォイスの新人、ロメイン・ヴァーゴ。FMでもヘヴィロテだった名曲「Mama You Alone」で注目を集めたラスタ・アーティスト、I・オクテイン等々、2009年を思い返せば素晴らしいアーティストばかりだった事に気付かされるはず。その他にも現場ではお馴染みのトップ・アーティスト達による渾身のステージングが見所バッチリに余すことなく収録。勿論、今回も全編オフィシャル・カメラによる公式美麗映像。本場ジャマイカのアノ感動と興奮をダイレクトにお伝えします。今回は、スペシャルなオマケとして、KOYASHI HAIKYUの母体であるレゲエ・ミュージック・カンパニー、ROCKERS ISLANDの代表TUCKERによる毒舌解説をお付けして、面白おかしく、分かりやすく、観て、聴いて楽しめる1枚としてお送りいたします。