Golden Afrique: アフリカ音楽の黄金時代〜西アフリカ篇

西アフリカ音楽の黄金時代を飾る名歌手、名グループの貴重音源を満載した豪華2枚組アルバム！

1960年の“アフリカの年”を境にして、それまでヨーロッパの国々に支配されていたアフリカの各国が続々と独立を果たしました。そしてそれと同時に独自のポピュラー音楽が生まれ、10年ほど経った1970年頃になると、それぞれの国に蒔かれたポピュラー音楽の芽は大きく育ち、新たな音楽文化を花開かそうとしていました。そしてその70年代初頭から始まる10年間ほどに見せたアフリカ音楽の興隆ぶりは、ポピュラー音楽の歴史の中でも特筆すべきものがありました。そんなアフリカ音楽が最も生き生きと輝いていた70年代初頭から80年代初頭までが、本作が言うところの“アフリカ音楽の黄金時代”です。

このアルバムはそんなアフリカ音楽の黄金時代を飾る重要な音源や、他ではなかなか聞けない貴重音源を満載した2枚組シリーズで、制作したのはドイツの名門レーベルのネットワーク社。そしてこの“西アフリカ篇”ではマリ、セネガル、ガンビア、象牙海岸、ギネアといった西アフリカ諸国の音源を中心にした編集がなされています。アフリカ諸国の中でも最も早い時期からポピュラー音楽が栄えた西アフリカだけに、その時代の成熟ぶりも他の地域とは比べ物にならないほどで、まさに黄金時代と呼ぶに相応しい充実した音楽性です。

収録されているのは、いまやアフリカ音楽の両巨頭として知られるユッスー・ンドゥールとサリフ・ケイタの若き日の録音を始め、セネガルの老舗バンドのオーケストラ・バオバブ、ギネアのセク・トゥーレ大統領の政策の中で誕生したベンベヤ・ジャズ、UKでも活躍したガンビアのグループ、スーパー・イーグルスなどなど…。そして当時の貴重なジャケット写真が満載のブックレットには英語、フランス語、ドイツ語の解説がありますが、もちろん丁寧な日本語訳を加えて出荷いたします。

なお、本作は2006年に日本発売した同名タイトル（NWR-4001）の復刻盤。以前は縦長デジパック仕様でジャケット・デザインも異なりましたが、今回は通常サイズの2CDデジパックに変更（内容は同じ）。その分お値段を1000円も下げ、よりお求めやすい値段でご提供いたします。


（メーカーインフォメーションより）