このCDはクラシック音楽のよく知られた曲を集めたアルバム。
こういうアルバムはいろんなジャンルの作品を収録している事が多いが、これはオーケストラ曲に特化しており、またそのほとんどが小品と言われるもの。
交響曲や組曲もあるが全曲は流石になくとも、楽章は丸々入っている。
さて、演奏であるが、これはビクター所有の音源で、その大半は、ロビン・ステープルトン指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が演奏している。
さすが名門オケだけあって、安定した演奏である。
他にはウラジミール・フェドセーエフ指揮、モスクワ放送交響楽団や朝比奈隆指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団や、マルチェロ・ロータ指揮、チェコ国立交響楽団等のオケが登場しており、いずれも定評ある演奏だ。
録音も問題なし。
廉価盤ゆえか解説が無いので、曲だけ聴きたいという人におすすめ。