Violin Sonatas Nos.1, 2, 3, 6, etc : S.Kirpal, G.Kirpal(Vn)A.Kirpal(P)(2CD)

ヴァインベルグ:ヴァイオリンとピアノのための作品集 第2集(2CD)

ショスタコーヴィチの親友として知られる作曲家ヴァインベルグ。ポーランドに生まれ、ワルシャワ音楽院に学んだ後、第二次世界大戦が勃発したためソヴィエトに亡命、この地で活躍の場を見い出すこととなります。しかし激動の時代、ソヴィエトは決して住みやすい場所ではなく、彼の作品も全面的に評価されたとは言いがたい状況でした。最近、ようやくヴァインベルグの作品に注目が集まるようになり、次々と録音がリリースされ、色々な作品を実際に耳にすることができるようになりました。
　このcpoの「ヴァイオリンとピアノのための作品集」もそんなシリーズの一つ。彼の残した8曲のヴァイオリンソナタのうち、無伴奏を除いたソナタをはじめ、いくつかの小品が収録されています。ヴァインベルグ自身はヴァイオリンを演奏することがなかったのですが、楽器の性能は熟知していたようで、どれも優れた技巧と抒情的なメロディを持った見事な作品となっています。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
ヴァインベルグ:
● ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.15
● ヴァイオリン・ソナチネ Op.46
● ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.12

Disc2 ● ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op.37
● 2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.69
● ヴァイオリン・ソナタ第6番 Op.136bis
● モルドヴァ風ラプソディ Op.47-3

　シュテファン・キルパル(ヴァイオリン)
　グンドゥラ・キルパル(第2ヴァイオリン:Op.69)
　アンドレアス・キルパル(ピアノ)

　録音時期:2010年5月25-27日(Disc1)、2012年10月29-31日(Disc2)
　録音場所:KUBIZ Unterhaching(Disc1)、Aula des Kurfurst-Maximilian-Gymnasiums Burghausen(Disc2)
　録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)