Books

ウンベルト・エコインタヴュ-集 記号論、「バラの名前」そして「フ-コ-の振り子」

Umberto Eco

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784880591490
ISBN 10 : 4880591491
Format
Books
Publisher
Release Date
December/1990
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • hiroizm

    3人の聞き手によるインタビュー集。読んだ理由はノーベル文学賞候補のセース・ノーテボームがインタビューアーの一人だったから。セースさんは高卒後世界を旅しながら作家になったアカデミック外の人だが、この本によれば「薔薇の名前」出版後のエコさんと、オランダのオカルト等超マニアックな専門古書店をガイドして仲良くなったらしく、なかなか侮れない。二人の対話は当時出版された「フーコの振り子」に関する話がメイン。ジョイスやオーディン、ボルヘスの言及から名士主催のパーティの場でのエコの様子まで興味深い内容。

  • roughfractus02

    エーコがイタリア人、ドイツ人、オランダ人の3人のインタビューに答える本書は、映画による記号論の紹介から始まり、『薔薇の名前』と『フーコーの振り子』に関してエンタメでも歴史小説でもない作者と読者の現実に沿ったアクチュアルな読み方を間接性という概念を仄めかし、左翼関連が一掃されてオカルト本に鞍替えした70年代の書店の本棚に意図と行為の直接性の変容を見る。『フーコーの振り子』での3つのフィルターを通した語りは、直接性を文字に転用する写実主義とその背景にあるイタリアとテロリズムの暴力的な応酬への批判が含まれる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items