Live In Philadelphia 1978

1978年3月にリリースしたデビュー・アルバム『U.K.』はパンク・ロック全盛という逆風の中でも健闘し、全米アルバム・チャートNo.65、全英アルバム・チャートNo.43にランク・インし、この時点で25万枚のセールスを記録する。バンドはアルバムのプロモーションを兼ねて同年4月29日サウサンプトンより英国ツアーをスタートさせ、5月11日のロンドン公演まで13公演を行った後、6月23日カナダのトロントを皮切りに北米ツアーをスタートさせ、11月9日のオハイオ州クリーブランドまで39公演を行う。 その中で8月8日にはペンシルベニア州フィラデルフィアで野外コンサートを行い、この模様は地元のFM局の番組として収録・放送される。本作はこの放送用音源を使用し、現時点で最良のリマスターを施してのリリースとなる。このライヴ・アルバムはコンサートを完全収録しており、スタジオ作品の完成度に肉筆する完璧なライヴ・パフォーマンスを披露し、このスーパー・バンドの凄さを知らしめる。 特筆すべき点はこのツアー終了後に脱退し、アラン・ホールズワースとバンドを結成するビル・ブルーフォードのニュー・バンド〈ブルーフォード〉のデビュー・アルバムに収録される‘The Sahara Of Snow’が披露されていること、そして2ndアルバム収録曲2曲が異なるアレンジで披露されていることである。正にプログレッシヴ・ロック・ファンにとって待望のライヴ・アルバムのリリースだ！

初回限定盤
輸入盤国内仕様＜帯、英文ブックレットの対訳付き＞

ジョン・ウェットン (b, vo)
エディ・ジョブソン (kbds, vn)
アラン・ホールズワース(g)
ビル・ブルーフォード (ds)

(メーカー・インフォメーションより)