Product Details
ISBN 10 : 4122076536
Content Description
同時に、しかも別々に誘拐された妻と娘の悲鳴がはるかに聞こえる。
自らが小説の登場人物であることを意識しつつ、主人公は必死に捜索するが‥‥。
あらゆる表現上の実験が繰り広げられる前人未踏の長篇に、「「虚人たち」について」他エッセイ2篇を収録。
著者が追究する超虚構文学の幕開けとなった記念碑的作品。
泉鏡花賞受賞。
〈解説〉佐々木 敦
目 次
虚人たち
エッセイ
「虚人たち」について
知の産業 ある編集者
解説 佐々木 敦
【著者紹介】
筒井康隆 : 1934(昭和9)年、大阪に生まれる。同志社大学文学部で美学芸術学を専攻。60年、SF同人誌「NULL」を主宰、本格的創作活動に入る。81年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、87年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、89年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、92年『朝のガスパール』で日本SF大賞、99年『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。2002年、紫綬褒章を受章。10年、菊池寛賞を受賞。17年、『モナドの領域』で毎日芸術賞を受賞。23年、恩賜賞・日本芸術院賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
阿部義彦
読了日:2025/05/24
ロックスターKJ
読了日:2025/07/10
vivahorn
読了日:2025/06/19
selva
読了日:2025/05/29
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

