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決戦!川中島 講談社文庫

Tow Ubukata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065122037
ISBN 10 : 4065122031
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

永禄四年九月十日、最強と言われた戦国大名同士が激突した。信玄率いる武田軍と謙信指揮する上杉軍の決戦だ。霧立ちこめる北信濃の要衝で、稀に見る高等な駆け引きが繰り広げられた。そのとき、付き従った武将たちの本心とは!戦国最強対決の「瞬間」に、七人の作家が参戦。大好評「決戦!」シリーズ第四弾!

【著者紹介】
冲方丁 : 1977年岐阜県生まれ。早稲田大学在学中の1996年に『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年、第24回日本SF大賞を受賞した『マルドゥック・スクランブル』などの作品を経て、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞。2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞する

佐藤巖太郎 : 1962年福島県生まれ。中央大学法学部卒業。2011年「夢幻の扉」で第91回オール讀物新人賞を受賞し、デビュー。2016年、「啄木鳥」で第1回「決戦!小説大賞」を受賞。2017年『会津執権の栄誉』が第157回直木賞候補になり、また同作品で第7回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞する

吉川永青 : 1968年東京都生まれ。2010年「我が糸は誰を操る」(刊行時『戯史三國志―我が糸は誰を操る』に改題)で第5回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。2016年『闘鬼 斎藤一』で第4回野村胡堂文学賞を受賞

矢野隆 : 1976年福岡県生まれ。2008年『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞。ゲームやコミックのノベライズ作品も執筆

乾 緑郎 : 1971年東京都生まれ。2010年『忍び外伝』で第2回朝日時代小説大賞、『完全なる首長竜の日』で第9回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー

木下昌輝 : 1974年奈良県生まれ。2012年「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞し、デビュー。2014年に単行本として刊行された同作は、第152回直木賞候補となり、2015年第2回高校生直木賞、第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞、第9回舟橋聖一文学賞を受賞

宮本昌孝 : 1955年静岡県浜松市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、手塚プロを経て、アニメ脚本、漫画原作などを手がけ、執筆活動に入る。1995年『剣豪将軍義輝』で一躍脚光を浴び、時代・歴史小説の旗手となる。2015年『乱丸』で第4回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    最強と言われる戦国武将たちの激闘が描かれます。作家によって主人公も味方も異なり、川中島の戦いが立体的に見えるようでした。歴史ではあまり表沙汰にされることはないけれど戦国最強対決として切り取ることができると思います。

  • けやき

    今回の決戦シリーズは川中島です。冲方丁「五宝の矛」/上杉謙信、佐藤巖太郎「啄木鳥」/山本勘助、吉川永青「捨て身の思慕」/宇佐美定満、矢野隆「凡夫の瞳」/武田信繁、乾緑郎「影武者対影武者」/真田昌幸、木下昌輝「甘粕の退き口」/甘粕景持、宮本昌孝「うつけの影」/武田信玄。どれも面白かったです。特に武田信繁を描いた「凡夫の瞳」がよかったです。

  • saga

    数ある合戦の中でも知名度が高く、上杉謙信と武田信玄がしのぎを削った川中島。複数の作家のオムニバスで、上杉方と武田方の視点を入れ替えての作品を楽しめた。謙信、信玄が本人であったのか影武者であったのか、史実を同定することは難しいが故の各作家の視点。それぞれの作家が史料に基づき展開するフィクション。時代小説を堪能する真髄があるように感じた。

  • 10$の恋

    本格的な戦国時代がココから始まったと言っても過言じゃない。濃い!濃い!どっぷりと「川中島の戦い」に浸れた。"越後の龍"こと上杉謙信、"甲斐の虎"こと武田信玄。「毘沙門天」VS「風林火山」だ。宿命のライバルは五度に渡り川中島で交戦、その中で超有名なのは第四次合戦。七名の短編著者はその戦場に飛び込んだ格好だ。私は七編七度「川中島の戦い」を堪能させて頂いた。さて、策略・深謀…、明暗を分けたのは『霧』。両者の裏の裏の「読み」には誠に痺れる。誉れ高き武将達の面々も命を賭けた矜持と作戦。戦国歴史の面白さ、ここにあり!

  • Our Homeisland

    これまで読んだこのシリーズと違って戦自体も痛み分け引き分けで双方の勝敗や上下が同等同士で武田と上杉が順番に書かれていたので、読んでいてどっちがどっちか分からなくなるような気がしました。複数の話に登場してカッコよくクローズアップされていたのが、信玄の同母弟の典厩信繁でした。武田と上杉では、私は前から上杉の方が好き(私の名前にも謙が入っています。)ですが、いろいろと読んでみても配下の武将の層の厚さでは武田の方が粒ぞろいで面白いなと思います。上杉にも色々いるのですが、どうも直江と柿崎以外は目立ちません。

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