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ばいばい、ア-ス 4

Tow Ubukata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784044729073
ISBN 10 : 4044729077
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2008
Japan

Content Description

「試者の灰」をもって王を葬り、闇のものたちを率いて世界をも壊そうとする剣士アドニス。彼と少女剣士ラブラック=ベルの闘いは痛く果てしなく、濃密に続く―生きとし生けるもの、全てのことわりを巻き込み続けながら。そしてついに訪れた終わりのとき、ベルが見いだしたものは―?異能の世界構築者冲方丁、最初期の傑作ファンタジー、堂々の完結。

【著者紹介】
冲方丁 : 1977年岐阜県生まれ。幼少時より海外生活を経験し、96年早稲田大学入学。同年「黒い季節」で第1回スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。ゲーム、映像、コミック、小説とメディアを横断した執筆活動を精力的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 明智紫苑

    『後宮小説』+『ベルセルク』みたいな内容のこの小説、昔ハードカバー版を読んだ時とはだいぶ印象が違う。冲方さん自身は全く政治的意図を込めていなかっただろうけども、これって結構「政治的」な話だと思う。少なくとも政治的な深読みをする余地がある話だ。

  • いおむ

    読み終わった〜〜!作者の熱量がすげェ。若かったんだね。よくぞ書き切った!すごい!正直タイトルから敬遠してたがもっと早く読んでいればよかった。やっぱり冲方丁は面白い!

  • つたもみじ

    最終巻。ベルとアドニスの闘い。長く、痛く、苛烈で、そして最後にそれ言うのかよぉアドニス…淋しい…とても。二人、共に、別々の孤独を抱えて。そしてベルは旅に出る。世界観に関しては大体最初に考えていた通りだったけれど、フィナーレの盛り上がりは壮大だった。そして文章から伝わる熱量がすごかった。これが若さか…。ギネスやベネット、ガフ、シェリーとの別れも淋しい。晴れ晴れしくも淋しい。そんな読了感。

  • 眠る山猫屋

    そしてベルは旅にでる。袖触れ合った者たち、剣を交えた者たちに「ばいばい」と告げて。死者も生き残った者たちも、ベルに自分の一部を託すように見送って、物語は終幕を迎えた。

  • Dai(ダイ)

    長かった。一巻で打ち上げられたドデカイ花火は不発、とは言わないものの、期待したほどの広がりではなかった。仕込みにかかった労力は十分に感じられたし、その後の作品に繋がったという意味では価値のある作品であろう。時間と根気がある人にはオススメするが、エンターテイメントを期待しないこと。

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