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ムーミン全集 新版 1 ムーミン谷の彗星

Tove Marika Jansson

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065148556
ISBN 10 : 4065148553
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Series
:

Content Description

暑い夏の日、赤く長いしっぽを光らせた彗星が、地球に向かって進んできます。このままでは、地球がこなごなになってしまうかもしれません。ムーミントロールと友だちのスニフが、その危険な星について調べるため、たったふたりで遠い天文台へと出かけることになりました。スナフキンやスノークのおじょうさんとの出会いもえがかれる、大冒険の物語です―。現代的な文章で読みやすく、クリアで美しいさし絵に全点差し替え。原書最終版に基づき細部にこだわった、決定版!

【著者紹介】
トーベ・ヤンソン : 画家・作家。1914年8月9日フィンランドの首都ヘルシンキに生まれる。15歳のころには、挿絵画家としての仕事をはじめた。雑誌「ガルム」の社会風刺画で一躍有名となる。ストックホルムとパリで絵を学び、1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。1966年国際アンデルセン大賞、1984年フィンランド国家文学賞受賞。2001年6月逝去

下村隆一 : 翻訳家。1929年、大阪市生まれ。東京大学経済学部2年生時、結核性脳膜炎を発症。一部麻痺が残り、薬の副作用による障害もかかえながら、スウェーデン語を独学で学び、翻訳を始める。翻訳が評価され、スウェーデンのルンド大学から招待を受け、留学。1969年、交通事故に遭い急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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ムーミンママはムーミンが出かけるときに「...

投稿日:2021/04/09 (金)

ムーミンママはムーミンが出かけるときに「何時に帰るの?」とは言わない。「気をつけて」とは言うけれど。その理由にあたるものがトーベヤンソンさんの後書きの中にあって、『わたしは平和な家族をえがいてきました。だれもが、うちあけたいと思わなければ、それぞれの秘密を胸に秘めていられます』。ムーミンの世界は個人がすごく尊重されている世界観だなと感じるのは、作者のそういう想いがあるからなのだなと思った。子どもを大切にするのと、過保護になりすぎるのは違うと、そういうことも考えさせられる本だと思う。子どもが読むとその冒険の世界にワクワクできるし、大人が読むとワクワクしながらも色々な視点で気付きを得られるのがムーミンの素敵なところだと思う。

ももも さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi

    ジュール・ヴェルヌが好きだったというトーベ・ヤンソン、本作では、SFチックに彗星が地球に激突するという話だ。天文台に向かう冒険だったり、彗星激突前に起こる様々な現象に立ち向かったり。いろんなキャラクターも出てきて楽しく、一作目と比べるとだいぶ可愛くなっている。原作は、こんなにも冒険いっぱいの話だったんだな。

  • おっとっとっ

    ムーミンシリーズ第1作目(小さなトロールと大きな洪水を除いて) 一作目から彗星がムーミン谷に衝突する話(^_^;) 私はムーミンシリーズを順番に読んでいないので、スナフキンやスノークのお嬢さんなどの出会いなどの話が載っていたので面白く読めました!(ちょっと怖かったけど)  最初に読むのはやっぱり ムーミン谷の仲間たち などの明るい系がおすすめです(^^)

  • ♪みどりpiyopiyo♪

    このお話は 確かパペットアニメで観たことあるはず、と思って読み始めたら、あら? 知ってるセリフが次々出てきて既視感濃厚…。読んだことあったかな? それとも アニメの字幕がこの訳に忠実だったか? はたまた 超有名なセリフだから知ってたのかな? はて??? …って思ってたら思い出した! かつて言い寄ってきたイケメンが、ムーミンについて熱く語ってたんだった☆ 思わぬ思い出が引っ張り出された読書時間でした ←\( ̄▽ ̄) ぉぃ! (1946年 原話。1956年と1968年に改定)(→続

  • えんちゃん

    先日読んだ『雪には雪の…』に出てきたムーミン童話。未読なので借りてきた。童話と侮ることなかれ。200頁強の冒険小説でした。ムーミン谷に彗星が堕ちるらしい!彗星って何なの?冒険へ出るムーミン。仲間と無事にムーミン谷へ戻れるのか。自由に暮らす者、怯えている者、自分の好きなことを見つけられる者。ムーミンも仲間も、かなり毒舌だし悪口言うし。『どう思われるか』より『どう思うか』を優先する。みんな本当はこう生きたいんだ。深いぞムーミン。児童書にありがちな教訓めいた押しつけがないのも新鮮で良い。

  • tonpie

    「ムーミン」シリーズは、小学生時代の読書経験の中で最重要な作品群で、何度読み返したかしれない。今回読書会のために読んだのは5年ぶりくらいだと思う。緑に囲まれたムーミン谷で幸福に暮らしているムーミン一家だが、哲学者の「じゃこうねずみ」の不吉な終末論に脅かされ、ムーミンとスニフは天文台に危険を確かめに行く。その冒険の途中でシリーズの重要な登場人物、スナフキンやスノークのお嬢さんとも出会う。本作が最初のムーミン作品といっていいようだが、この中で2つの大きな創造が同時に行われていると感じた。↓

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