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ISBN 10 : 4065290910
Content Description
デビュー作となったユルスナール論に始まる十数年の思索の軌跡。須賀敦子、長谷川四郎、島尾敏雄、山川方夫…「言葉と言葉、他者と他者とのあいだをすり抜けていくか細い線への、つまり本質に触れそうで触れない漸近線への憧憬を失わない書き手」として私淑する十二名の作家の物語。
目次 : 1(書かれる手―マルグリット・ユルスナール論/ 幻視された横道―須賀敦子『ユルスナールの靴』をめぐって ほか)/ 2(脱走という方途―長谷川四郎論/ 気鬱の子午線―島尾敏雄論 ほか)/ 3(濃密な淡彩―パトリック・モディアノ論のための覚え書き/ 芝生の意味するもの―ミラン・クンデラをめぐって ほか)/ 4(“形而上的な怪我”からの治癒―金井美恵子『ピクニック、その他の短篇』をめぐって/ 肉球的エクリチュール―金井美恵子『恋愛太平記』をめぐって)
【著者紹介】
堀江敏幸 : 1964.1.3〜。作家。岐阜県生まれ。1999年『おぱらばん』で三島由紀夫賞、2001年「熊の敷石」で芥川龍之介賞、2003年「スタンス・ドット」で川端康成文学賞、2004年同作収録の『雪沼とその周辺』で谷崎潤一郎賞、木山捷平文学賞、2006年『河岸忘日抄』、2010年『正弦曲線』で読売文学賞、2012年『なずな』で伊藤整文学賞、2016年『その姿の消し方』で野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ソングライン
読了日:2023/03/03
十文字
読了日:2023/07/04
i-CHIHIRO
読了日:2022/11/25
佐藤
読了日:2022/10/06
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