Books

時計まわりで迂回すること

Toshiyuki Horie

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120043499
ISBN 10 : 4120043495
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan

Content Description

爪切りひとつで、世界は大きくその姿を変える。眼鏡、ジダンの足さばき、世田谷線の踏切…愛はまっすぐ五十五篇。

目次 : 1(冷戦の終わり/ フェードイン、フェードアウト ほか)/ 2(ピサから遠く離れて/ パペットリーのある暮らし ほか)/ 3(秘密結社から/ 星三つ半のフットボール映画 ほか)/ 4(裏から見あげる東京ドーム/ 「いま」が揺れる ほか)

【著者紹介】
堀江敏幸 : 1964年生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 踊る猫

    さほど前のめりになって読むことが出来なかった。著者お得意の書物に関する文章がそんなに収められていないからなのだろう。日常の些事を描いたエッセイは百鬼園先生を思わせるところもないではないが……あとはあまり私がサッカー(いや、フットボールと書くべきか?)に関心がないことも一因かなと思う。その手のエッセイにありがちなナショナリズムに陥っていないところは流石。まあ、長くつき合い続けていると勝手に読者としてマンネリを感じてしまうのは良くある話なので、この本を貶めたいとは思わない。読書というものなかなか上手くいかない

  • イマビッチ

    ジダンのお話を読みたくて購入したものの、前半なかなか登場せず何故かそのまま放置。ようやくなんとか読了。日々の生活やその道具に対する、どちらかというと「美しさ」への拘りがいっぱい。ジダンのプレーが、その「過程の、プロセスの芸術家だった。」との考察に納得。サッカーのラジオ中継のお話も興味深かった。機会があったら是非聴いてみよう。

  • エトランジェ

    一話一話じっくりと味わいながら読んだ。手元に置いておきたいので、今まで図書館で借りるばかりだったのを初めて購入した堀江作品。登場する固有名詞で興味をそそられるものを調べていくと読書そのものから大いに脱線できるという楽しい本です。で、やっぱり装丁はモノフェチな著者本人が大いに関わっているのね。納得。

  • misui

    モノへのこだわり、異国、瞬間の芸術サッカー、土地の声…。自分とは縁遠い物事ばかりだが語りの巧さですいすい読める。五冊目の心地良いマンネリ。

  • さつき

    東京旅行のお供にしていましたが三章以降は自宅で読了。一章目が全体的にすごく好きではあったのですが、個人的に大好きなのがラスト。他の本を読んだときに世田谷線にどうしても乗りたくなって東京まで旅行したことがあるのですが、この文章を読みながらもう一度いきたくなりました。今度は乗るためでなく、線路沿いを歩きながら踏み切りを渡るために。これ旅行中にここまでたどりついてたらきっと他の予定すべてけって行ってしまってた気がします。良かったような、惜しかったような…。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

HMV&BOOKS online Recommend