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アジア反日と親日の正体 イースト新書

Toru Sakai

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781650159
ISBN 10 : 4781650155
Format
Books
Release Date
October/2013
Japan

Content Description

「中国の台頭」「アジアの時代」といった言葉が叫ばれているが、そのような言葉は実態とかけ離れた幻想である。経済が急成長しても政治や生活水準、国民の成熟レベルは到底日本に及ばない。多くの日本人が、アジア諸国の実態が見えていないために不当な過大評価や排外主義に陥っている。元共同通信社記者にして台湾在住一一年、アジアを中心に四〇カ国を訪問した著者が見たものとは―。気鋭のアジア情勢ウオッチャーが自らの体験を基に政経社会論からアニメコスプレ文化論までを駆使してアジアの真実の姿を読み解く。

目次 : 序章 アジアの正体/ 第1章 「中国」という国家は存在しない/ 第2章 韓国は反日なのか?/ 第3章 台湾は国なのか?/ 第4章 東南アジアと華人/ 第5章 アジアの多様性/ 終章 アジアにおける日本の強み

【著者紹介】
酒井亨 : 1966年石川県金沢市に生まれる。1989年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。共同通信社記者を経て、2000年より台湾に移り、フリージャーナリストとして活動。2005年台湾大学法学研究科修士課程修了(法学修士)。2010年度後期神戸大学大学院国際協力研究科客員教授を経て2012年9月から金沢学院大学経営情報学部准教授(専門:比較政治学、アジア地域研究、アジア国際文化論・観光論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • しゅんのすけ

    台湾を中心にアジアの実情に詳しいジャーナリストの著作。新聞報道とは少し異なる視点からアジア各国の国民の本音が見えてくる。 合わせ鏡のように我が国の姿も浮き彫になってくるが、社会経済インフラの成熟度でアジアでは抜きん出た存在。

  • ユタ

    面白かったです。なかなか興味深い視点でアジアを分析していて、昨今の嫌中韓の主張とは一線を画していると思う。特に台湾についての考察は、十年以上現地に住んでいた事もあり説得力がある。

  • 田中峰和

    「日本=ポスト近代、韓国=近代、中国=近代初期、北朝鮮=中世」と捉え、各国の国情を分析する。中国は、一言で言えばジャイアン気質。俺のものは俺のもの、おまえのものも俺のものという考えだという。韓国の反日感情は、戦後アメリカに植えつれられたもの。60代の朴槿恵がまさにこれ。この世代が政治やマスコミを牛耳る世代らしい。「昔軍閥、今財閥」と批判できない対象を表現している。台湾は、マレー系の原住民が多く、中国よりもフィリピンに近いマレー系の性格を持つ国らしい。馬英九の反日も韓国同様、アメリカの傀儡だからだという。

  • Meistersinger

    ・成熟した日本では経済が最も強力な要因で、政治はそれに次ぐものにならざるを得ない ・日中韓という東アジアの枠組みは無意味 ・中国は言語や文化の点で、普通の国家とは全く異なる ・台湾は中華系国家ではなく、東南アジア系と考えるべき ・馬英九の反日は米国の反日世論操作によるもの ・東南アジアの華人は意外と反中的 ・東南アジアはマレー系が主要であり、言語としてはインドネシア語が一番役立つ

  • 寅ちゃん

    タイトルや帯に書かれてあるような偏った内容ではない。著者は台湾に11年半住み、アジアに対して幅広い知識を持っている。内容も公平な立ち位置で語っている場面が多く、なかなかのものだった。もっと自国を誇れるようになりたい。アジアに旅行するときにもう一回読むことにしよう。

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