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僕らは風に吹かれて

Toru Kawabe

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784434285912
ISBN 10 : 4434285912
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan

Content Description

これは、現代のミュージシャンが綴る魂の叫び。ピアノロックバンド「WEAVER」の文学脳・河邉徹が、四作目にして初めて書き切った待望の“純正バンド小説”。SNSの時代に音を奏でる意味を言葉にした、渾身の意欲作。

【著者紹介】
河邉徹 : 1988年6月28日、兵庫県生まれ。関西学院大学文学部卒業。ピアノ、ドラム、ベースの3ピースバンド・WEAVERのドラマーとして2009年10月にメジャーデビュー。バンドでは作詞を担当。2018年5月に小説家デビュー作となる『夢工場ラムレス』を刊行。2作目の『流星コーリング』が、第10回広島本大賞(小説部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • フキノトウ

    バンドでトントンと行っていた湊の不安が伝播するようで、今の自分には合わなかったみたい。

  • 青蓮

    WEAVERのドラマーである河邉徹の四作目。「ノベルコード」のボーカル・蓮に誘われ、ひょんなことからバンドメンバーとなり、バンドマンとして上手くデビュー出来そうだった湊だが、その運命はコロナによって暗転する。自分はどう生きていきたいのか、なんの為に生きるのか、必要とされたいのかを「裏」の世界で見つめ直し、「表」の世界に舞い戻ってくる青春再生モノ。「表」の世界と「裏」の世界の書き方がフォントごと変えてあり、構成の仕方も絶妙です。コロナ時代へのエールとも言える作品の一つ。

  • 灰音

    音楽を少しだけかじってたので、とても楽しめて読めました。 個人的に共通点がちらほらあったので、とても励まされました。 逃げたんじゃなくて選んだって言う所はとても刺さりました

  • なりぶぅ

    デビュー前から期待される新人バンド『ノベルコード』。持っている彼らはデビュー曲がドラマのタイアップに決まり、4大都市ツアーから秋には武道館と前途洋々の船出をするはずだった…が、コロナが彼らの運命を狂わせる。それぞれが何かをしようともがき苦しむ中、湊も表の世界から裏の世界へ行き、そこで以前知り合った美里との生活で再びバンドへの想いを確認する。果たして東京に戻った湊は、他のメンバーとどのような選択をするのか。コロナに翻弄され混乱と混沌の渦中に、何を考え何を見出すのかと私達にも問われているような気がした。

  • 三篠

    私はMIU404というドラマが好きで見ていたのだが、MIU404のようにリアルタイムで見るからこそ面白さが増す作品というものがある。 「僕らは風に吹かれて」も今読むと、この世界の中に自分もいるのではないかと余計に思わされるような"今"を感じさせる話だった。 出てくる人たちが全てこういう人たちって身近にいるよな、と思うような人間臭さが出てて、 それがまたリアルだ。 アーティストを応援している身としては、アーティストでもあり作家でもある彼が書いた作品はあまりにもリアルでとても胸が苦しくなる作品だった。

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