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Yoru wa Mijikashi Arukeyo Otome

Tomihiko Morimi

User Review :4.5
(4)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784043878024
ISBN 10 : 4043878028
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2008
Japan

Product Description

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、京都のいたるところで彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受ける珍事件の数々、そして運命の大転回とは? 山本周五郎賞受賞、本屋大賞2位の傑作、待望の文庫化!

Content Description

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。

【著者紹介】
森見登美彦 : 1979年、奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。同作品は、本屋大賞2位にも選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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昔行った京都の街の情景が次々と思い出され...

投稿日:2021/07/23 (金)

昔行った京都の街の情景が次々と思い出されて懐かしかったです。内容自体はかなり不思議な雰囲気。好き嫌いが分かれると思います。

stelle さん | 東京都 | 不明

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大好きな中村さんのキャラクター設定がきっ...

投稿日:2021/04/15 (木)

大好きな中村さんのキャラクター設定がきっかけで映画を先に見て、原作を手にしました。自分的にはこの順番が正解だったと思います。 おかげで理屈ぽくまわりくどい先輩のセリフも早口で再生され、乙女をはじめ師匠やほかのキャラクターが生き生きと動き回り、想像出来て楽しく読めました。 偽電気ブランとても気になりますねぇ 京都で、モデルとなったBarを偶然見つけて盛り上がりましたが、入る勇気はありませんでした。 この本を読んでから、京都への旅がますます楽しくなりました。またこの面々の話を読みたいものです。

ニイ さん | 福岡県 | 不明

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ファンタジーな感じの物語。さまざまなスト...

投稿日:2021/02/24 (水)

ファンタジーな感じの物語。さまざまなストーリーが展開されているが、どの話も面白い。読みづらいと感じる部分もあったが、読み進めていくと慣れていく。

kenny さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    デビュー作の『太陽の塔』に続く京大バンカラ、偽硬派小説。もっとも、前作がその文体を含めて意気込み過ぎていたのに比べれば、はるかにこなれている。二人の語り手に交互に語らせたのも成功の一因か。木屋町から始まって下鴨糺の森、そして京大構内での学園祭(11月祭)を頂点として、彼らの語りはもはや縦横無尽。神出鬼没のアングラ演劇、「象の尻」、「おとこ汁」なんて本当にありそうだ。ただし、「いかにも」感が強すぎはするのだが。なお、エンディングは作者の願望投影だろうが、ここは最後まで偽硬派を通してほしかったと思う。

  • HIRO1970

    ⭐️⭐️⭐️⭐️森見さんお初です。最初は大正ロマン竹久夢二的懐古調なお話かと思いましたが、豈図らんやでいきなり一見さんお断りの京都の夜の街で如何にただ呑み豪遊するかを奇術幻術を交えた上にゲリラライブやラブストーリーもあり、古今東西の作家や音楽の名言が疾風怒濤勢いで次々と出て来るので其処此処に漱石や太宰治や芥川や中原中也や石川五右衛門や尾崎豊までも表れたのには驚きました。空を飛ぶファンタジックなのはピーターパンかスーパーマンか出典は判りませんが、兎に角混沌としたジャムセッションのライブ感が魅力の作品です。

  • めろんラブ 

    懇願したくなりました。「毎日充実してキラッキラに輝いている方、モテ期到来でウハウハ要素満載の方、どうかこの本だけはお手に取らないで。よしんばお読みになったとしても、どうか『わかる、わかる、結構おもしろいよねー。』などと軽ーくおっしゃらないで。この物語に共感する喜びくらい、先輩と同類の、我々イケてない組構成員たちに残しておいてはくれませんか」と。恋愛ファンタジーinモリミーワンダーランド。乙女と同様にほろ酔いでお読みになれば、変人だけど愛すべきキャラたちと、ふわふわと戯れながら眠りにつけること必至です♪

  • 扉のこちら側

    初読。極彩色の映像が鮮やかに目に浮かぶ、彼女と彼の物語。ファンタジー恋愛というのか、不思議な読後感。

  • 再び読書

    まったく不思議な感性としか言い様が無い。何人かの方が言うように万城目氏の飛び様と少しかぶる。これはこれで面白いと思うのだが、合間を縫って読んでいては理解が覚束ない。集中して一気に読み進めたら、もっと面白い本と思う。もう少し森見氏はゆっくり追いかけていこうと思います

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