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ライオンの歌が聞こえる 平塚おんな探偵の事件簿 2 祥伝社文庫

Tokuya Higashikawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396344368
ISBN 10 : 4396344368
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan

Content Description

“雌ライオン”こと名探偵・生野エルザと猛獣使いの助手・川島美伽のもとには日夜、風変わりな依頼が舞い込む。ある日、地元の女子大生から“恋人の聖地”で元彼と永遠の愛を誓って鍵をかけた南京錠を外してほしいと頼まれる。二人は任務を遂行するが、後日彼女は密室状態の部室で首を吊って死んでいて…!?(「首吊り死体と南京錠の謎」)湘南の片隅で本格推理が光る、ガールズ探偵ミステリー!

【著者紹介】
東川篤哉 : 1968年、広島県生まれ。岡山大学法学部卒。2002年、カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクトで長編デビュー。『謎解きはディナーのあとで』が、2011年に本屋大賞を受賞しミリオンセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • bayashi

    安定の東川篤哉。難読な本読んだ後とかに選んでしまう。読みやすい文章であること って、本格ミステリには重要な要素なんやな。じゃないと考える気にならない。短編だと特にそう思うわ。

  • ハゲおやじ

    好きな作者でのシリーズ第2作目。読後感も悪くなく ササッと読めて 御都合主義で 本格ミステリーって感じでも無い から 私には合っている。確かに私には ”安心の東川ブランド” って感じ。南京錠の話は「おっ!」と思ったけど、4章の消えたフィアットは 私からしても 少し苦しいトリックかなぁと思う。でも、4章は 1〜3章の人も出てきて面白くはある。読んでる時期と4章の時期が近かった事もあり 微笑ましかった。3作目もあるので いつかまた読みたい。そうそう エルザの「・・・じゃんか。」って言い回しは馴染めなかった。

  • ふじさん

    「小説NON」初出の四篇を纏めた、シリーズ第二作品集。個人的な感覚では前作より若干落ちる印象もあるが、今回もコミカルな語り口を隠れ蓑に悠然と伏線を仕込む作風は堂々たる物。一定以上の完成度が保証されていると分かって読める短篇集の頼もしさも、まさに著者ならではだった。一篇ベストを選ぶなら「首吊り死体と南京錠の謎」。先入観で以て真相から読者の目を逸らす強力なミスリード、一抹の寂しさを吹き飛ばす結末の爽快感が非常に良かった。多数ある著者の短篇シリーズ中でも、女性バディの関係性を筆頭に人情物の色が強い印象で面白い。

  • rokoroko

    シリーズ2作目であるらしい。乗り物に持っていくとよいかも。短編ライオンとは主人公のエルザさんからくるのね

  • ぶんぶん

    【図書館】平塚おんな探偵、第2巻! なんとか読み終わった、トリックに終始するが、ちょっと無理があるか。 フィアットなど砂細工って、ひき逃げと珈琲も無理あるし・・・この世界観で持っていると思う。 無理に推理にしないで、ちょっとした謎解きぐらいが良いと思う。 エルザと美伽の会話と謎解きがマッチしない、ちょこちょこ出て来る宮前が、単に都合の良い説明役になってないか、警察機構がこんな情報を垂れ流しするか。 小物の木刀もそうだが、探偵助手の美伽も生かし切っていない。 探偵像の確立がまず最初と思う。

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