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龍の墓

Tokuro Nukui

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575246957
ISBN 10 : 4575246956
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan

Content Description

東京都町田市郊外で発見された身許不明の焼死体。町田署の女刑事・保田真萩は、警視庁捜査一課の南条とコンビを組んで聞き込みを開始するが、事件解決に繋がる有力な手がかりを掴めずにいた。そんな中、荒川区内で女性の変死体が発見される。その殺害状況が公表されるや、ネット上である噂が囁かれはじめた。“町田と荒川の殺人は、人気VRゲーム“ドラゴンズ・グレイブ”の中で発生する連続殺人の見立てではないのか?”一見、何の繋がりもないように思えた二つの事件だったが、やがてその噂を看過できなくなるような事態へと発展していく―。

【著者紹介】
貫井徳郎 : 1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。93年、第四回鮎川哲也賞で最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年、『乱反射』で第六三回日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で第二三回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    貫井 徳郎は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 著者の新境地でしょうか、近未来VRドラゴンRPG連続殺人譚でした。アイデアは面白いと思いますが、実際のミステリが・・・ https://www.futabasha.co.jp/book/97845752469570000000

  • パトラッシュ

    見立て殺人は本格ミステリの重要なテーマだが、ついにVRゲームとの組み合わせが登場した。ゲーム内で展開される殺人と重なる事件が現実でも起き、双方の関わりを巡って捜査が進む。この種の作品では「なぜ見立てたのか」が解決の重要なカギとなるが、思いがけない錯誤の急所が鮮やかだ。その意味で合格点だが、共感できる登場人物がいないせいか読後感がすっきりしない。ゲーム廃人と化した元警官は出す必要性を疑うし、おちゃらけた捜査一課の刑事は非現実的にすぎる。犯人の殺人動機もとってつけたようで、小説としての肉付けが今ひとつだった。

  • しんたろー

    「あれっ?これは貫井さんだよね?」と何回か表紙を見直した新作は、VRが進化した近未来での連続殺人事件を追う本庁刑事・南条&所轄刑事・真萩と元警察官・瀧川の二つの視点で描かれるサスペンスミステリ。VRゲームと現実がリンクしていて、ゲームの謎解きが本格風なのが著者としては珍しい。惚けた味を随所で見せる南条のキャラも著者には珍しく感じた。社会問題的なテーマが根底にあるが、重い作風の物語が多い著者にしてはエンタメに重きを置いていて、若干の物足りなさも...。新機軸と考えれば、南条シリーズを期待できる面白さがある。

  • hirokun

    星3 近未来におけるウェアラブルツールの進展状況の可能性を実感させてくれた作品ではあったが、貫井さんの小説というと私にとっては社会派小説がすぐ想起されるのだが、今回は違う趣向のようだ。VRゲームと現実の間を行ったり来たりしながらのミステリ作品であるが、ミステリとしては特に素晴らしい作品だとは思わなかった。ゲームを全くしない古代人である私との相性の問題もありそうだが、貫井さんには時代の本質を提示するような社会派小説を期待してしまう。小説家も進化しなければいけないので新しい取り組みをすることは必要だろうが・・

  • ムーミン

    ちょっとだけ未来をイメージしながら読みました。ゴーグルをかけている人が普通にいる世の中は‥‥

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