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追憶のかけら 実業之日本社文庫

Tokuro Nukui

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408557427
ISBN 10 : 4408557420
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan

Content Description

事故で妻を喪い、失意のどん底にいた大学講師・松嶋は、自殺した作家の未発表手記を入手。離れ離れになった娘と一緒に暮らすために、作家の自殺の真相を究明し、名を上げようとするが…。複雑に絡み合った謎の果てに辿り着いた真実とは?旧字旧仮名づかいの作中作が現代語となり圧倒的なリーダビリティで生まれ変わった、圧巻のミステリ巨編!

【著者紹介】
貫井徳郎 : 1968年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞受賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 坂城 弥生

    グッと引きこまれて分厚かったけどあっという間に感じたけど、やっぱり500ページ以上の作品は出来れば上下巻に分けて欲しいなぁ… 作品は底知れぬ悪意が怖かったです。

  • ω

    こちらの現代語版では、250ページ近い旧仮名をやめて読みやすくなっているそうなω にしても、大作だけどスピード感ある‼️小説内小説の、そっちの方が個人的には好き😳 さすが貫井先生。一気だぜ!

  • keiトモニ

    老人・壮年・青年が組んだこれほどの大掛かりな猿芝居が成功するとは…それも大学講師ともあろう人が。世間知らずの学者馬鹿だからか。“600ページを一気読み!どんでん返しは何回あるのか?驚愕と感動のミステリ巨編!”と帯にある。確かに巨編ではあろうけど驚愕と感動はさてどうか。“作中作の手記は推理作家協会賞選考委員の北森鴻から「ここまでの長さは必要であっただろうか」と指摘”と野地嘉文氏解説にあり、事程左様に長いことから主人公2人でややややこしい。松嶋と妻の夫婦喧嘩、そんな原因で妻が実家に帰るか?解説者も疑問を呈す。

  • M

    久しぶりの貫井さんの著書。分厚いけどスイスイ読めた。黒幕が誰か知れず二転三転、松嶋は性格なのか世間擦れしてないせいか、なんかいつもポイントがズレていてやきもきさせられる。結局黒幕そんな人!?長編でワクワク読んできただけに少し拍子抜け。でも貫井さんの小説らしかった。好きなんですよね。次は「罪と祈り」を読もう。

  • さち@毎日に感謝♪

    厚みがちょっとした鈍器本。作中作が長くてそれだけで1冊の本になるんじゃないかと思いました。結末に向けて二転三転する展開は面白かったけど、読むのに疲れる作品でした。

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