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徳川埋蔵金はここにある 歴史はバーで作られる 2 双葉文庫

Toichiro Kujira

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575528084
ISBN 10 : 4575528080
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan

Content Description

気鋭の歴史学者とその弟子の学生が立ち寄った場末のバーには、美人バーテンダーと歴史学者を自称する常連客の老人がいた。なんてことはない会話から歴史推理合戦がはじまり‥‥。今回も徳川埋蔵金の在りかから天草四郎の正体、応仁の乱の真実など「歴史の常識」を覆す新説・奇説が披露される。そして、美人店主と常連の老人の怪しい関係にも意外な結末が!? 好評を博した連作歴史ミステリー小説、待望の第二弾!

【著者紹介】
鯨統一郎 : 1998年『邪馬台国はどこですか?』でデビュー。同作はシリーズ化されるなどデビュー作にして大きな話題になる。その後も大胆な解釈で歴史の常識を覆す小説作品を多数送り出す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんごろ

    安田、また酒を吹き出すのかい!と、ツッコんだのは一話目だけで、二話目以降は酒を吹き出さなかったのは大人になったというか大人の飲み方を覚えたかな。だけど、安田の心の声が前作よりくどく感じた。喜多川先生は前作より妙に大人しかった気がする。どうしても前作と比較して読んでしまい、テーマもイマイチに感じたけど、応仁の乱は妙に納得。ミサキさん、なんかミステリアス、妖艶に感じてたけど、ラストの話でゾクッとして、この人怖いと思った。珍説、奇説、それなりに楽しめたけど、なんかモヤモヤして、個人的には残念な終わり方。

  • ヒデキ

    元本を読んでいるんですが、まるで覚えてなくて 新鮮に読めました 鯨先生のと言うかミサキさんの切口に「え〜!」となってしまったのは、相変わらずの感じでした。 一部、修正かけてあるのかな?と思える記述も楽しかったです

  • マッちゃま

    バーを舞台とした鯨流 歴歴史談義ミステリのシリーズ第2弾。今回は「ドラゴンと竜の違いとは」「応仁の乱の始まりと終わり」「天草四郎の正体とは」「徳川埋蔵金の本当のありか」について、酒を片手に過去の資料を読み解き、新たな解釈が浮かび上がる。シリーズ2作目にして気になるラストで終わりましたが、もう続編はナシなのかな?邪馬台国は…シリーズは今は殺人を絡めて中身も長編化して、何となく無理やりに感じてしまってますけど、こちらは前述の初期作品の薄味風味感はあれど軽く読むには楽しいシリーズなので期待はしたいんですけどね。

  • Ryuya Matsumoto

    いろいろな考えに触れるのは楽しい。主人公(?)の学生さんの心の声はほぼすっ飛ばして読みました。

  • オールド・ボリシェビク

    飲み屋のママなどが、歴史上の謎などをあれよあれよと解いていくミステリ。鯨統一郎はこの手のミステリの走りで、「邪馬台国はどこですか」を初めて読んだのはいつのことだったか。1997年ごろか。先日、亡くなった書評家の茶木則夫さんに薦められて読んだんだったなあなどとさまざまな記憶がよみがえってきた。本書もその流れで、バーの美人バーテンダーが「徳川埋蔵金の在りか」「天草四郎の正体」「応仁の乱の真の勝者」を一発で当てる。まあ、一種の歴史解釈への切り口として楽しめますね。

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