CREAMのジャズ、EXPERIENCEのデルタブルース、ZEPのフォーク、DPのクラシック...そういった隠し玉を持たず豪放なロックンロールに徹するようでいてBLUE CHEERのような単純なワイルドロックとも異なるのは、とりわけヴィットリオのギター巧者ぶりが輝いているからだろう。非常にドラマティックな演奏であり、当時一流の英国バンドにまったく劣らない、大げさと思うなら聴いてみ。声質はちょっとR・J・ディオに似ているかな。

ベースが素晴らしい。サーロードボルチモアやダストの２ｎｄが好きな人は絶対聴くべき。共通点は見出せると思います。１ｓｔの1,2,5,6,8曲目は格好いいです。５曲目の リードベース（？）、６曲目のサーローボルチモアを思わせる間奏など、とにかく格好いいです。サーロードボルチモアよりは攻撃性や破壊力は ないけどね。

ファーストが無茶苦茶素晴らしいのですが、この2枚目も中々の名盤です！ 今回、日本盤がめでたく発売されましたが、いつ廃盤になるかわからないので（苦笑）入手可能な内に買いましょう♪！