CD

Fireflies

Thomas Enhco

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SONGX021
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

5月3日、4日、5日東京国際フォーラム、大手町、丸の内、有楽町エリアで開催されるクラシック音楽の常識 を覆すユニークなコンセプトでセンセーションを巻き起こす音楽祭『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂 の日」音楽祭2014』に出演が決定したフランスの俊英ピアニスト、トーマス・エンコ率いるピアノ・トリオ。

ソングエクス・ジャズ初となるピアノ・トリオによる作品は、トーマス・エンコ初のセルフ・プロデュースによるオ リジナル・アルバム「fireflies」。まずはこれまでの録音作品とは一線を画す、"骨太"なピアノ・トリオ・サウン ドに度肝を抜かれるだろう。完成されたピアノのテクニックと、情熱的でユニークなコンポジション、そして細 部まで徹底的に作り込んだ編曲で、ピアノ・トリオ・フォーマットの限界域に臨む。

  • CD

    Fireflies

    ¥2,631 FRA Edition Import 10 Jul 2013

Track List   

  • 01. The Outlaw
  • 02. You're Just a Ghost
  • 03. Träumerei
  • 04. Train de Nuit
  • 05. Awakening (Intro)
  • 06. Wadi Rum
  • 07. Soulmate (To Lea)
  • 08. Morning Blues
  • 09. La Fenetre et la Pluie
  • 10. Ballade Pour un Esprit Nocturne
  • 11. Boumboumboum (Intro)
  • 12. Open Your Door
  • 13. Choral

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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クラシックの素養をしっかりと身に付けたTh...

投稿日:2014/04/14 (月)

クラシックの素養をしっかりと身に付けたThomas Enhcoが、様々なアイディアをその卓越したテクニックにより具体的な形(音)に仕上げた、素晴らしい作品。 Enhcoは、1988年パリの音楽一家に生まれ、3歳でヴァイオリンを、6歳からはピアノを弾き始め、なんと9歳で初舞台を踏んだという才気溢れるジャズピアニスト。 その華麗なテクニックと美貌ゆえに、わが国でも多くのファン(特に女性)を獲得し ているようで、2013年には伊藤八十八氏のレーベルから、Jack DeJohnett(drums)、John Patitucci(bass)という超豪華なメンバーとの共演作「Jack & John」をリリースしています。 さて、本作のタイトル「Fireflies」とは、ホタルのこと。ジャケットには、線香花火のようなパチパチとした光の群れを手に掴もうとするThomas Enhcoが(中ジャケットにはクッキリと美顔が)写っています。 2012年5月に録音された、Enhcoの通算4枚目のアルバムで、自らプロデュースにあたったという意欲作。リズムセクションは前作「The Window and the Rain」同様、Chris Jennings (bass)、Nicolas Charlier (drums)が務めています。 冒頭の「The Outlaw」は、クラシカルな雰囲気からスタートしますが、徐々に激しい曲調に転じ、ちょっとした暗さも味付けされています。「You’re Just a Ghost」は、一転してリリカルな曲調へ。ピアノの美しい高音部にハラハラさせられもします。「Traumerei」は、正にシューマンの「トロイメライ」で、名曲を心を込めて奏でます。「Train de Nuit」は、夜汽車のタイトル通り、スピーディで、かつクラシカルなピアノソロで、Enhcoのテクニックに圧倒されます。 ベースのボウイングがシュールな雰囲気を醸し出すイントロの「Awakening」。そこから間髪を入れず演奏される「Wadi Rum」は、多彩な表情を持つ曲で、Enhcoがハイテンションで弾きまくるかと思うと、スローダウンし、煌めくピアノとベースのボウイングが幻想の世界へと誘ってくれます。本作のベストトラックでしょう。 「Soulmate」は、綺麗なメロディを説得力あるテクニックで聴かせるピアノソ ロ。続く「Morning Blues」は40秒足らずのアップテンポの曲で、若さがほとばしります。 「La fenetre et la pluie」は、Enhcoの育ちの良さ?が表れた曲。ここでも卓越したテクニックが。「Ballade pour un Esprit Nocturne」は、ピアノとベースの対話に、ドラムスが少しだけアクセントを添え、最後まで穏やかに進んでいきます。変わったタイトルの「Boumboumboum」はイントロとあるように2分に満たない曲。抽象的ながら音の粒立ちがくっきりしています。切れ目なく演奏される「Open Your Door」は、印象的なテーマがリズミカルに奏でられ、アドリブにもEnhcoのひらめきが感じられる曲。 ラストは「Choral」。ショパンを思わせるような静かなピアノソロで、アルバムは 幕を閉じます。 今後、ますますファン層を拡大するであろうThomas Enhcoの優れた演奏力と構成力が存分に発揮された傑作です。

hiro さん | 愛知県 | 不明

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