Chamber Works Vol.2: Hamburg Chamber Players

ティエリオ：室内楽作品集 第2集

ハンブルク生まれのフェルディナント・ティエリオ。彼はブラームスの師でもあったエドゥアルド・マルクスセンの弟子で、同じく弟子であったラインベルガーと生涯親しい友人関係にありました。
　ティエリオの室内楽作品集シリーズ第1集に続くこの第2集では、5つの作品を収録。どの曲もブラームスを思わせる慎ましくも情熱的な雰囲気を持っていて、聴きごたえのあるものばかりです。なかでも2003年に初めて出版された『組曲』は優れたチェリストでもあったティエリオの面目躍如といえる作品。抒情的な旋律でチェロを存分に歌わせることで、深みある楽器の音色を存分に生かした曲に仕上がっています。（輸入元情報）

【収録情報】
ティエリオ：
1. 五重奏曲ト長調（1914）〜2つのヴァイオリン、ヴィオラと2つのチェロのために
2. 2つのアダージョ Op.41（1887）〜ヴィオラ、またはチェロとオルガンのために
3. 4つの幻想曲 Op.28〜ヴァイオリンとピアノのために
4. ラルゲット（作曲年不詳）〜ヴィオラとオルガンのために
5. 組曲（作曲年不詳）〜3つのチェロのために

　ハンブルク・チェンバー・プレイヤーズ

　録音：
　2022年6月16-18日、Heilig-Geist-Kirche, Pinneberg, Schleswig-Holstein（1）
　2023年5月8日、Friedrich-Ebert-Halle, Hamburg（3）
　2023年5月12日、Friedrich-Ebert-Halle, Hamburg（5）
　2023年6月29日、Johanneskirche, Bad Durrheim, Baden-Wurttemberg（2,4）
　全て世界初録音