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ちばてつやが語る「ちばてつや」 集英社新書

Tetsuya Chiba

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087207392
ISBN 10 : 4087207390
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2014
Japan

Content Description

『あしたのジョー』『おれは鉄兵』『のたり松太郎』『あした天気になあれ』など数々のヒット作で知られる漫画界の巨人が、自らの「作品」一つ一つに込めた熱い思いを、執筆当時の制作秘話を交えて初めて綴った。『ジョー』の中で一番描くのが難しかったキャラクターは誰か。『鉄平』の主人公の身長がだんだん小さくなっていったのはなぜか。あの名作の知られざるエピソードが満載の一冊。

目次 : 序章 「ちばてつや」になる前の千葉徹彌(一九三九〜一九五五年)/ 第1章 高校生で「貸本漫画家」に(一九五六〜一九五八年)/ 第2章 「少女漫画家」として雑誌デビュー(一九五八〜一九六一年)/ 第3章 『ちかいの魔球』『紫電改のタカ』と週刊少年漫画誌(一九六一〜一九六五年)/ 第4章 『ハリスの旋風』から『あしたのジョー』への激動時代(一九六五〜一九七三年)/ 第5章 『おれは鉄兵』『のたり松太郎』と青年漫画への進出(一九七三〜一九八〇年)/ 第6章 『あした天気になあれ』とスポーツ漫画(一九八〇〜一九九四年)/ 終章 漫画の未来に向けて(一九九五年〜)

【著者紹介】
ちばてつや : 漫画家。1939年東京生まれ。二歳で旧満州・奉天(現中国・遼寧省瀋陽)に渡る。終戦により日本に引き揚げた後、1956年貸本向け単行本で漫画家デビュー。2002年紫綬褒章受章。2005年より文星芸術大学マンガ専攻教授。2012年より日本漫画家協会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi

    「あしたのジョー!展」を見て、ちばてつやさんのことをもっと知りたくなった。「ちかいの魔球」「ハチのす大将」「紫電改のタカ」と「少年マガジン」でリアルに読んでいた。その当時のエピソードを知るのは楽しい。「紫電改のタカ」が大好きだった私は、「あしたのジョー」が始まった時、それまでのタッチとの変わりように戸惑ったのを覚えている。満州引き上げの記憶と漫画家としての意識の変革、梶原一騎さんとの化学融合が、今のちばてつやさんを作っていったということがよく分かる。漫画に対してほんとに真摯な作家なんだなぁと思った。

  • あーさん☆来年も!断捨離!約8000冊をメルカリでちびちび売り出し中!(`・ω・´)ゞ

    大学で漫画を教える?!Σ( ̄□ ̄;)ちばてつや=『あしたのジョー』と思っていたので少女漫画も描いてる事にビックリした!!Σ( ̄□ ̄;)

  • ヒロミ

    漫画界のヨハネパウロ二世(西原理恵子さん談)巨匠・ちばてつや先生の自伝。以前友人から借りた書籍でもちば先生の大陸からの引き揚げ体験が壮絶だったことは読んでいたがご本人の口から語られたものを読むと余計に悲しい。戦争は絶対いかん。自著解説がメインだが近年の漫画規制の話題にも触れられていて「子供を守るために」を盾にする輩は危険、と仰ってたのが印象的だった。本当ですよ。知人でも「子供が喜ぶなら私は詰まらなくてもいい」って言う人がいたんですがその人今ではマルチ商法にハマって勧誘してきます…(ちょっと話題が違うか)。

  • おさむ

    あしたのジョー、おれは鉄兵、のたり松太郎、あした天気になあれ。どれも面白かったなあ。大好きなちば先生が自らの半生と作品について語るこの新書。ジョーの睫毛が長いことや、鉄兵がどんどん小さくなること、向太陽のチャーシューメーンの掛け声の由来などファンにとってのトリビアが満載でした。

  • ホークス

    2014年刊。ちばてつやが人生と作品を振り返る。終戦後の満州脱出行が生々しかった。6歳の著者ら兄弟と両親が生還できたのは奇跡に近い。匿ってくれた中国人宅で創作に目覚めた。貧乏だが勤めは苦手で、高校生から貸本漫画を描く。少女漫画では負けん気が強く生活感のある少女を描いた。転機は『あしたのジョー』。原作の梶原一騎から自分には無い人間観を学ぶ。人のゴウとエゴの作品も描くが、結局『おれは鉄平』『のたり松太郎』など野生児の作品に行き着いた。著者は自分を気が小さいと言いながら、まだまだ成長するつもりだ。

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