少年愛姑娘

70年代のテレサを代表する作品がリマスター再発！

　日本をはじめ、極東〜東南アジア全体で広く親しまれた元祖アジアの歌姫と言えばこの人テレサ・テン（1953-1995）。台湾で生まれた彼女が歌手としてデビューしたのは14歳になった1967年でしたが、それからの大活躍というものは、ぼくらの想像を絶するものがあり、ありとあらゆるスタイル・言語でその美しい歌唱を楽しませてくれました。そして95年に42歳の若さで亡くなるまでの間に数々のヒットを残しました。
　そのテレサが残した数多くの作品の中で高い人気を誇るのが、80年代に発表された『淡淡幽情』、そして70年代を代表する本作『少年愛姑娘』と言えるでしょう。トーラスから日本盤が発売されていたこともある本作は、1971〜75年の間に所属していたLife Recordsの作品の中でも、もっとも充実していた時期の録音と言えるもの。伴奏はもちろん当時彼女のバックを務めていた太陽神樂隊が担当。当時の欧米ロックやソウルの影響を受けつつ、東アジアらしい臭みを感じさせるサウンドは、まさに若手時代のテレサの真骨頂といえるものでしょう。そしてテレサも最高潮にスウィートな歌声をここに披露しています。
　さらに見開きジャケットの裏面には、ファンには良く知られたミニスカートのグラビアを掲載。 そしてLife Recordsが2016年に新たにリマスターした本作は、ファンにとっては永久保存版と言えそうです。

（メーカーインフォメーションより）