Finding A Voice-mexican Song Cycles After 1920: Juan Carlos Mendoza(T)Monnier(P)

1920年以降のメキシコの連作歌曲集

「声を見つける（FINDING A VOICE）」と題された、近代メキシコ連作歌曲を集めたCD。ルイス・サンディ[1905-1996]の『4つの愛の歌』とロドルフォ・アルフテル[1900-1987]の『陸に上がった船乗り』は以前CDが出ていましたが、他の作品はあるいはこれが世界初録音かもしれません。メキシコの作曲家でも有名なマヌエル・ポンセ[1882-1948]やホセ・ロロン[1879-1945]には録音が多いもの歌曲は少なく、ロベルト・バニュエラス[1931-2015]やエドゥアルド・エルナンデス・モンカダ[1876-1945]は録音そのものが希少です。スペイン語とは言えスペインとは異なるメキシコ情緒が楽しめます。
　フアン・カルロス・メンドーサは米国アイオワ州マスカティン生まれのテノール。バロック音楽から現代ものまで幅広いレパートリーを誇ります。ラテン・アメリカのスペイン語歌曲に力を入れており、このCDでも本領を発揮しています。（輸入元情報）

【収録情報】
● バニュエラス：3つのスペイン語の歌曲
● ポンセ：6つの古風な詩
● サンディ：4つの愛の歌
● ポンセ：ブルルの3つの詩
● モンカダ：私の土地の様式による歌
● ロロン：港の素描集
● R.アルフテル：陸に上がった船乗り

　フアン・カルロス・メンドーサ（テノール）
　ジェシカ・モニエ（ピアノ）

　録音時期：2019年12月30日〜2020年
　録音方式：ステレオ（デジタル）