Tchaikovsky Piano Concerto No.1, Rachmaninov Piano Concerto No.2, etc : Nebolsin(P)Lande / St.Petersburg State SO

エルダー・ネボルシン〜サンクト・ペテルブルクでのコンサート・ライヴ

ウズペキスタン、タシュケント生まれのピアニスト、エルダー・ネボルシン。生まれ故郷で最初の音楽教育を受け、やがてマドリードに移住。ソフィア王妃高等音楽学校でディミトリー・バシキーロフに師事します。第11回サンタンデール国際ピアノコンクールで優勝し、2005年にはスヴィヤトスラフ・リヒテル国際ピアノコンクールでも優勝しています。
　ここでネボルシンはロシアを代表する２つの名ピアノ協奏曲を演奏しています。チャイコフスキーの憂愁に満ちた堂々たるパッセージもさることながら、人気曲であるラフマニノフでの煌めくような音色と、泣かせるメロディの歌わせ方など、若々しい感性と技巧が見事にマッチした、エキサイティングな曲造りとなっています。指揮者ヴラディーミル・ランデが率いるサンクト・ペテルブルク交響楽団の爆発的で粘りのある音色は、この２つの作品にふさわしいものであり、輝かしいピアノの音色を存分に引き立てる魅力溢れる響きを聴かせています。アンコールで演奏されたベートーヴェンは、若々しさと華やかさを前面に押し出した闊達な表現が魅力的。ぐいぐいと迫ってくるかのような推進力があります。（NAXOS）

【収録情報】
1.　チャイコフスキー：ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
2.　ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18

ボーナス・トラック
3.　ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7

　エルダー・ネボルシン（ピアノ）
　サンクト・ペテルブルク交響楽団
　ヴラディーミル・ランデ（指揮）

　収録時期：2011年6月8日（1）、6月12日（3）、6月17日（2）
　収録場所：サンクト・ペテルブルク、カペラ・コンサート・ホール（ライヴ）

　収録時間：本編69分、ボーナス29分
　画面：カラー、16:9
　音声：PCMステレオ
　字幕：なし
　NTSC
　Region All