Books

街場の教育論

Tatsuru Uchida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784903908106
ISBN 10 : 4903908100
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2008
Japan

Content Description

「他者とコラボレーションする能力」の涵養こそ喫緊の課題。学校、教師、親、仕事、宗教…あらゆる教育のとらえ方がまるで変わる、驚愕・感動の11講義。

目次 : 第1講 教育論の落とし穴/ 第2講 教育はビジネスではない/ 第3講 キャンパスとメンター/ 第4章 「学位工場」とアクレディテーション/ 第5講 コミュニケーションの教育/ 第6講 葛藤させる人/ 第7講 踊れ、踊り続けよ/ 第8講 「いじめ」の構造/ 第9講 反キャリア教育論/ 第10講 国語教育はどうあるべきか/ 第11講 宗教教育は可能か

【著者紹介】
内田樹 : 1950年東京生まれ。東京大学仏文科卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第六回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヴェネツィア

    「街場シリーズ」の4作目。タイトル通りの教育論だ。筆者の主張は、ここでもきわめて首尾一貫している。すなわち、「教育はビジネスではない」の一点に尽きるとも言える。「個性を尊重する教育」と言えば、一見正論であるかのように聞こえるが、その実は個的消費を煽るために過ぎなかったりする―筆者特有の切れ味の良さだ。グローバル教育やキャリア教育―これらも、ちょっと見には魅力的に映る。しかして、その実態は…。なお、教員は基本的には反権力というのは、たしかにそうあるべきだろう。文部科学省の顔色を窺っているようではだめなのだ。

  • にいたけ

    2008年の本ではあるが今回も目鱗。現在の共働きが当たり前なのは経済の停滞が原因だと思っていたが、考えの甘さを痛感した。家族の崩壊、核家族化は消費を促すための戦略ね😔自分の好きなものが買える、自分を表現するための消費は気持ちいいが家族のあり方を根本的に変えてしまった。教育現場が市場になればそりゃ勝ち負けが発生して無意識の妨害が発生するよね。個性化尊重すれば会社の共同感覚と合わなくなる。そりゃ皆すぐ辞めるよ😆不自由な中での秩序が崩壊した今、どうすべきかコロナ禍で混迷は深まるばかり🤔

  • 朝日堂

    「学び」というのは自分には理解できない「高み」にいる人に呼び寄せられて、その人がしている「ゲーム」に巻き込まれるというかたちで進行する。この「巻き込まれ」が成就するためには、自分の手持ちの価値判断の「ものさし」ではその価値を考量できないものがあるということを認めねばならない。自分のものさしを抱え込んでいる限り、限界を超えることはできない。知識や技術は身につくかもしれない。けれどもそれでは、鳥瞰的視座に「テイクオフ」できない。「学び」とは「離陸」することである。そして教えの基本は「述べて作らず」にあるのだ。

  • りょうみや

    内田氏の本何冊目か。講義録が元になっているが読む方から教育論のエッセイ。著者の見識と考えが深いことは伝わってくる。自分の体験も適度に交えて読んでいておもしろい。著者はいつも文学者らしくエビデンスベースでなく思想ベースで語る。なので読んでいて本当かどうか疑わしいと思うのだが、元が講義だとしてらそれも著者の狙い通りなのかもしれない。

  • 金城 雅大(きんじょう まさひろ)

    内田樹6冊目。 色々と納得。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

HMV&BOOKS online Recommend

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト