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死と身体 コミュニケ-ションの磁場

Tatsuru Uchida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784260333665
ISBN 10 : 4260333666
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2004
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    レヴィナスの哲学と武道とフロイトの精神分析に興味がある著者。K1の武蔵に「相手から強いバンチを受けたときに身体はどういう反応をするんですか?」と質問し、「時間をずらして対処します」という答えに感銘する。そこから達人とは未来を先取りして構造的に勝ち続ける、これが武術の術理ではないかと読む。人生において「死んだ後のわたし」を消失点に据えて、前未来形で現在を回想するように時間意識を持つのを心掛ける。山岡鐵舟の見事な死に方のように。死んだ後のわたしに出会う。まるで「粗忽長屋」の住人のように。

  • 寛生

    【図書館】3章が素晴しい。4章でなぜか、その文体の体力が衰える。内田らしいコトバの肌触りとその身体性が文体から漂うが、最初から最後まで一貫していない感じをうける。それは、これが講演原稿を集めたもので、内田が原稿を事前に書かないからなのか?だが、間違いなく思想世界に重要な貢献をしていく本。特に3章での〈時間の感覚〉が秀でている。死んだ後の私から現在の私を見るということ、時間をずらすという議論からトラウマと時間の関連性、それからラカンの時間等。5章の葬式、喪に服す議論までかなり秀でている。とても複雑な余韻。

  • tokko

    僕がまだ内田先生の本に出会う以前の本。その頃から言っていることは同じだったんだ、と驚いた。全然ブレないというか、レヴィナスやレヴィ=ストロース、ラカンといった大哲学者の影響が強烈だったんだろうな。いつか挑戦してみたいです、僕も。

  • チワ

    少し難しかったけれど、最後まで面白く読めた。「自分で聞きたがっているメッセージを自分宛に送り返しているにすぎない」という一節、わかると言っていいのか、わかるけど何を言っているのかわからないと言った方が正しいのか。 とにかく問い続けること。それが私たちを先んじる謎の中に迷い込ませて、進み続けさせる。

  • nrk_baby

    まず、10年も前の本ってことに驚いた。絶対的な他者としての死者に自分を寄り添わせ、その地点から逆算して考え行動すること。

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