Books

女は何を欲望するか? 角川oneテーマ21

Tatsuru Uchida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784047100909
ISBN 10 : 4047100900
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2008
Japan

Content Description

性差を取り払おうともがけばもがくほど、差別が助長される現実。世の中の悪の原因を頑なに男社会に求めたがる、独特のフェミニズム論を喝破してゆく。ものの見方が少し変わる知的冒険の書。

【著者紹介】
内田樹 : 1950年東京生まれ。神戸女学院大学文学部教授。東京大学文学部仏文科卒。都立大学大学院博士課程(仏文専攻)中退。専門はフランス現代思想、武道論、映画論など。古武道とフランス現代思想に精通した独自の視点で注目を集める。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で2007年小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • おさむ

    刺激的な題名のフェミニズム論ですが、ちと難解です。筋金入りのアンチ・フェミニストの内田センセイが理論的かつ学術的ジャブを打ち続け、KOさせるといった趣。「エイリアンはフェミニズム映画」という解説は他の著作にも登場しますが、面白いですね。(私は映画は2までしか観てませんが)

  • 佐島楓

    テクストを書いてもどこまで「自分が本当に言いたいこと」に近づけるか。読み手はどう受け取れば正解なのか。フェミニズム論とは離れたところで考えさせられました。後半の映画論でエイリアンというチョイスをするあたり、内田先生は男の方なんだなあと。

  • 仲本テンカ

    フェミニズムは正しいけど、社会的役割をそれなりに果たしたので、この運動はいったん充電期に入る方が良さそうだと思いました。

  • tona

    ショシャナ・フェルマンの "What Does a Woman Want?" にちなんでいるんだろうなと気になり、購入。所々何言っているんだ?と思うところもちらほらありましたが、フェミニズムにおける議論は非常によく整理されているので、要点を掴みやすかったです。

  • かやは

    女性の社会進出が進むことはもちろん良いことだが、結果が今の少子化である。男性と雇用を争うことにも繋がってしまう。フェミニストたちが望むのはそのような完全競争社会でなのだろうか。著者はそのような「誰もが同じ欲望を求め合う社会」を否定する。私も同意見である。今のグローバル社会も価値観の統一をはかり、うまく儲けようとしているのだろう。「価値観はばらけている方が良い」生まれや性別で不当に差別されることは許されないが、その違いによって個々が追い求める欲望は違っていて良い。その方が無駄な争いも減る。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト