Product Details
ISBN 10 : 4309412114
Content Description
有限の存在である人間は、神の領域をどのように音楽で思い描いてきたか―。カトリックの死者のためのミサ曲として生まれ、時代の死生観を鏡のように映し出しながら、死の意味を問い、魂の救済を祈り続けてきた音楽、レクィエム。中世ヨーロッパから現代日本まで、代表的な一三〇曲余りを取り上げ、一千年に及ぶその歴史を初めて網羅的に描いた画期的名著。
目次 : グレゴリオ聖歌とレクィエム/ 「死を想え」の世紀に/ ルネサンスとレクィエム/ バロック的レクィエムの諸相/ 劇的レクィエムの出現/ 革命と葬送の構図/ ロマン主義における死の位相/ 十九世紀末フランスのレクィエム/ 多様化する「死への想念」/ 二十世紀のレクィエム/ 日本人とレクィエム
【著者紹介】
井上太郎 : 1925年、東京生まれ。早稲田大学理工学部工業経営科卒業。平尾貴四男に作曲理論を学ぶ。出版社勤務を経て84年より執筆活動に入る。湘南モーツァルト愛好会名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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壱萬弐仟縁
読了日:2013/07/01
汲平
読了日:2013/05/29
Takuo Iwamaru
読了日:2015/11/01
hobby no book
読了日:2013/09/03
釈聴音
読了日:2013/04/27
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