Product Details
ISBN 10 : 4794220170
Content Description
幕末維新の知られざる醜聞を史料から描く、傑作小説7編!
幕末維新期とは、じつは、混沌、メチャクチャな時代だった。幕末の公家社会では関白が色恋沙汰で旗本に陰茎をちぎられ、戊辰戦争では官軍先遣隊の博徒たちが横暴の限りを尽くし、岩倉使節団の船中では士族が会津の女子留学生をナンパして裁判沙汰となり、陸軍病院では美女の陰部を医師たちが興味本位で解剖した。本書では、そんな正史には取り上げられない「異形の事件」にスポットを当てる。歴史好きにお勧めしたい、かつてない面白幕末維新小説である。
【著者紹介】
野口武彦 : 1937年東京生まれ。作家・文芸評論家。早稲田大学文学部卒。東京大学大学院博士課程中退。神戸大学文学部教授を退官後、著述に専念する。日本文学・日本思想史専攻。73年『谷崎潤一郎論』(中央公論社)で亀井勝一郎賞、80年『江戸の歴史家―歴史という名の毒』(ちくま学芸文庫)でサントリー学芸賞、86年『「源氏物語」を江戸から読む』(講談社学術文庫)で芸術選奨文部大臣賞、92年『江戸の兵学思想』(中公文庫)で和辻哲郎文化賞、2003年『幕末気分』(講談社文庫)で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ひろゆき
読了日:2014/03/25
みるちゃん」
読了日:2014/04/10
kabeo
読了日:2014/03/19
TETSUYA
読了日:2014/03/01
Tadasu Nunotani
読了日:2014/02/10
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