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ネコは言っている。ここで死ぬ定めではないと。(仮)

Takehiko Kasuga

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781619972
ISBN 10 : 4781619975
Format
Books
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

俺たちはどう死ぬのか。数えきれぬ患者を診察してきた精神科医と、数えきれぬ短歌を日々読み、また書き続ける歌人。万巻の書物に耽溺してきた2人が、安楽極まるソファのある精神科医の自宅で、猫を相手に語り尽くす、今もっとも考えなければならない死と生についてのすべてのこと。

目次 : 俺たちはどう死ぬのか?/ 俺たちは死をどのように経験するのか?/ 俺たちは「死に方」に何を見るのか?/ 俺たちは「自殺」に何を見るのか?/ 俺たちは死を前に後悔するのか?/ 俺たちは死にどう備えるのか?/ 俺たちは「晩節」を汚すのか?/ 俺たちは「変化」を恐れずに死ねるのか?/ 俺たちは死を前に「わだかまり」から逃げられるのか?/ 俺たちは「死後の世界」に何を見るのか?/ 俺たちにとって死は「救い」になるのか?/ 俺たちは「他人の死」に何を見るのか?/ 俺たちは「動物の死」に何を見るのか?/ 俺たちは一生の大半を費やすことになる「仕事」に何を見るか?/ 俺たちは、死にどんな「幸福」の形を見るか?

【著者紹介】
春日武彦 : 1951年京都府生。産婦人科医を経て精神科医に。現在も臨床に携わりながら執筆活動を続ける

穂村弘 : 1962年北海道生まれ。歌人。90年、『シンジケート』でデビュー。現代短歌を代表する歌人として活動するとともに、エッセイ、評論、絵本、翻訳などを手がける。『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞、『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞を受賞

ニコ ニコルソン : 宮城県出身。マンガ家。2008年『上京さん』(ソニー・マガジンズ)でデビュー。『ナガサレール イエタテール』(第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しいたけ

    カッコつけではない本音の「死」への考察、というかお喋り。ゆるゆる・ぐだぐだ話す言葉だからこそ、構えずに自分の考えを乗せていける。「ヘタレ系ひとりっ子同士」のふたり。おじさんだけでのお喋りを、女の私はもちろん聞くことがないので、とても興味深く読んだ。しかもかなりユニークなおふたり。「天国にはゴキブリもいる」という話以外は楽しかった。

  • akihiko810/アカウント移行中

    精神科医・春日と歌人・ほむほむによる「死」についての対談集。ニコ・ニコルソンによる漫画イラストあり。印象度A−  コロナ禍のさなか、「死」についてとりとももなく語るお二人。理想の死に方、著名人の死、死に際を扱った作品や短歌など。まとまった結論があるわけではないが、なんとなくユーモアがあって楽しい。誰もが不可知な「死」については、深刻にならずにこの程度の温度感で考えるのがいいのかも。 春日が「ホテイの焼き鳥の缶詰に、爪楊枝が1本でなく2本あるところに、世界の善性と幸福感を感じる」という、世界のとらえ方が素敵

  • 空猫

    Dr.春日と穂村氏の対談二冊目。今回は「死」が大まかなテーマ。途中にマンガが挟まっていて、ツラツラと読むには具合が良い。「ヘタレ系一人っ子同士」とは言えやはり鋭い視点もあり。『君たちはどう生きるか』を「伯父さんのいる家族願望」だという話が興味深かった。タイトルは「神」の字が「ネコ」に崩れての言葉。本や映画の話題も多く、読みたい本がまた増えた。

  • ばんだねいっぺい

    春日先生と穂村さんによる死を巡る対話。春日先生のニタニタ笑いながらのブラックユーモアを短歌で中和していく穂村さんという感じがした。

  • pirokichi

    精神科医の春日武彦さんと歌人の穂村弘さんの「死」についての対談。二人は「ヘタレ系ひとりっ子同士」らしい。お互いに気が置けない関係のようで、重いテーマのはずだが何となくまったりとゆる〜く進む。なので、私も春日宅のソファに座ってネコの「ねごと」ちゃんの背中を撫でながらふむふむと聴いている気分になる。二人とも読書家なので引用もたくさん紹介され、また著名人の死に纏わる話など興味深かった。時々挿入されるニコさんの漫画がよい味。巻末の紹介書籍・短歌の一覧は読者に親切。表紙絵画が良いので、必ずカバーを外してみてほしい。

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