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死の島 上巻

Takehiko Fukunaga

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309001388
ISBN 10 : 4309001386
Format
Books
Publisher
Release Date
December/1971
Japan

Customer Reviews

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ご子息の池澤夏樹さんの方が今では有名な作...

投稿日:2021/04/24 (土)

ご子息の池澤夏樹さんの方が今では有名な作家かもしれませんが、福永武彦氏はもっと評価されてしかるべき巨匠です。氏の代表作は、何と言ってもこの「死の島」です。これは日本文学大賞受賞作ですが、広島原爆の話がベースになっています。私は大学生の時ラフマニノフの交響詩「死の島」という五拍子の管弦楽曲に夢中になっていたころ、偶然に大学生協で見つけて購入しましたが、その後何度も繰り返し読んでいます。この小説の中身はラフマニノフとは関係なく、むしろシベリウスがモチーフとして出てくるのですが、交響曲的手法が文学で採られ、それが構成力を高め緊迫感を最大限に演出している素晴らしい作品です。

paul さん | 静岡県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えっこ

    語り手が変わるし、時系列に沿ってないし、それの文は漢字とカタカナでとても読みにくく、途中で断念しそうだった。が、綾子と素子の過去が分かってきてからは、鼎の頭でっかちさが理屈っぽさがもどかしく感じながらも二人の女性の行く末が気にって仕方がなかった。早く下巻を借りねば。「行き着いた先に運命があるのではなく、試行錯誤を繰返しながら前進していくことが運命なのだ。」音楽や絵画を講釈入れずにただ楽しんで浸ればいいのにと思う。

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