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テレビ・新聞はなぜウソをつくのか(仮)Php新書

Takashi Uesugi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569802824
ISBN 10 : 4569802826
Format
Books
Release Date
February/2012
Japan

Content Description

現職大臣を辞任に追い込んだ「放射能つけちゃうぞ」発言は、完全なるでっちあげだった―真相を隠蔽して虚報を流し、バレても責任を取らない。それでいて正義の旗を振りかざす横暴ぶり。新聞・テレビの罪深き欺瞞は、「ただちに危険はない」との政府発表を垂れ流しつづけた原発・震災報道で決定的となった。政治との悪質な癒着。ネットメディアの台頭によって、情報を管理できる時代は終わった。国民を騙しつづけた先にはマスメディアの死が待っている。ジャーナリスト休業を宣言した著者が放つ、記者クラブへの最後通告。

目次 : 第1章 記者たちの「癒着メモ」を暴く/ 第2章 政府に情報を売るマスメディア/ 第3章 忘れてはいけない震災報道「9のウソ」/ 第4章 新聞・テレビはなぜ「ウソ」をつくのか/ 第5章 腐りきった「記者クラブ」の正体/ 第6章 「ニューメディア」への言われなき中傷/ 第7章 世界標準のジャーナリズムをめざして

【著者紹介】
上杉隆 : 1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業、NHK報道局、衆議院議員公設秘書、『ニューヨーク・タイムズ』東京支局取材記者などを経て、2002年よりフリージャーナリストに。政治・メディア・ゴルフなどをテーマに発信を続け、とくに日本の記者クラブ制度に対する痛烈な批判で話題に。11年にはオープンな記者会見の場を提供することを目的に「自由報道協会」を設立、代表に就任。一方でジャーナリスト無期限休業を宣言する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Miyoshi Hirotaka

    変化を拒めば淘汰される、新聞・TVもこの法則の例外ではない。記者クラブは誕生以来120年間業界を統制してきた。戦時下の言論統制の被害者というのはなりすまし。また、ライブドアや海外メディアなどの新規参入への障壁として閉鎖性を維持。情報供給源の政界と癒着し、「官報複合体」を形成し、情報の買い手である我々は無視されてきた。しかし、インターネットという代替品の登場によりもう命運が尽きる。原発や慰安婦報道で見せた失態は制度疲労が原因。金融業界が拓銀・山一の破綻を機に再編されたようにここにも大再編の波がもうすぐ来る。

  • 佐島楓

    記者クラブの閉鎖性を書いた本はほかにも読んでいた。現在のメディアの大きな問題点なのだろう。

  • TakaUP48

    記者クラブの罪悪を、記事を書かない現場報告者からの起こし文をあげて実態を暴く。談合の如く同じネタ元で、記事を書く新聞各社。「官報複合体」の癒着構造も解説。世論操作やウソ報道の実例で、辞任した鉢呂大臣の「放射能つけた!」発言は、虚報だとテープ起こしで証明。外国のメディアの逆で、日本のメディアは「ウソ」に寛容だが、「間違い」は絶対に認めない。情報を受け取る側は、情報を鵜呑みにせず、自ら選別する能力を身につけるべし。ディベート教育も必要。発信側の賛否両論併記を訴える。真実を伝えたいと、自由報道協会を立ち上げる!

  • mazda

    記者クラブ、番記者は即時やめるべきだな、と思いました。このシステムって、試験でいえば「カンニング」そのもので、道理でどの新聞読んでも内容が同じわけだ、とようやく納得できました。しかし、この作者の方、正直なところ胡散臭いな、というのが率直な感想でした。民主党のことをやたらと持ち上げる、原発に関しては反対論を展開したいのかな、と感じさせてしまう、など、ちょっとジャーナリストとして??な感じです。経歴詐称あり、安倍総理の批判記事のねつ造あり、ちょっと叩くと埃が出てくるあたりもイマイチ信用できない感じです。

  • AICHAN

    図書館本。「記者クラブ」という日本のジャーナリストの“なれあい”“談合”組織を糾弾してきた著者が、渾身でもって日本のジャーナリズムを斬る。私も一時期ジャーナリズムに籍を置いたが、一番嫌だったのはやはり“なれあい”“談合”だった。主な取材先から接待を受け、書くべきことは「記者クラブ」の定めに則らねばならなかった。そんな状況では書きたいことも書けない。テレビ・新聞でニュースを知る人は一度この本を読むべきだと思う。記事やニュースがどうやって伝えられるのか、その事実を知る必要がある。

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