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Batna 交渉のプロだけが知っている「奥の手」の作り方

Takashi Saito

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784833440417
ISBN 10 : 4833440415
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“BATNA”はBest Alternative To a Negotiated Agreementを略した、「代替案のなかで最良のもの」を意味する言葉です。いわゆるプランBのような、ただの代替案ではありません。“BATNA”とは、目の前の相手と交渉が成立しないときに、「自分にはなにができるだろう?」「なにをするのがベストなのだろう?」とつねに考え、あらかじめ懐に持っておくべき最善の策のことです。“奥の手”であり、“伝家の宝刀”とでもいうべき最強の武器なのです。その“BATNA”の概念を、交渉の場面はもちろんのこと、ビジネス全般や人生にまで役立つ思考法に昇華させたのが本書です。この思考法を身につけることで、日々の判断や選択、相手との対話、大切な決断などの質が高まり、「人生が変わる」といっても過言ではありません。

目次 : 第1章 これが“BATNA”思考だ(“BATNA”とはなにか/ “BATNA”は「成熟」の思考/ 交渉における「選択」の方程式 ほか)/ 第2章 実践・ビジネス編 “BATNA”があなたの仕事を“最良”にする(“BATNA”で“最悪”を“最良”に変える/ 価値観が違う相手と向き合う/ ニュースを“BATNA”思考で分析1 シャープと鴻海の出資交渉(2016年) ほか)/ 第3章 実践・人生編 “BATNA”があれば人生は思い通り(人生の岐路には“BATNA”思考を/ “BATNA”が人類を前進させた/ 生きるための「しぶとさ」を身につけよう ほか)

【著者紹介】
齋藤孝 : 1960年、静岡県に生まれる。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業後、同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、現職に至る。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞、2002年新語・流行語大賞トップテン、草思社)がシリーズ累計260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。テレビ出演も多数

射手矢好雄 : 1956年、大阪府に生まれる。弁護士、ニューヨーク州弁護士。アンダーソン・毛利・友常法律事務所パートナー。一橋大学法科大学院特任教授。京都大学法学部卒業後、ハーバード大学ロースクールを修了し、日本とアメリカ・ニューヨーク州の弁護士資格を有する。2022年度より日本交渉学会の会長を務める。M&A、紛争解決、海外法務を専門とし、中国をはじめインド、タイ、ベトナム、インドネシアなどとの国際ビジネス交渉に従事。日本経済新聞「企業が選ぶ弁護士ランキング国際部門」にて1位を複数回獲得(2010年、14年、17年等)するほか、「Chambers Global」「The Best Lawyers」「Legal 500」「Who’s Who Legal」など多数の受賞歴を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ホッパー

    常に代替案を持っておくという考え方は、視野を広くし余裕も持てる。仕事だけでなく人生においても必要な思考法だと感じた。

  • チャー

    交渉をお互いに良好な方向へ進めるための視点が記された本。立場の異なるもの同士が互いの利益を主張して議論する際には、意見がかみ合わないと破断という方向に進みかねないが、本書ではお互いの利益を考える重要性を記している。これしかないという視野狭窄に陥らず、また100%自分側の主張を押し通すのではなく、どうすれば互いに納得して合意できるかといった広い視点を持つことが肝要。相手が何を望むのかを理解し、オプションや譲れるポイントなど選択肢を広く準備しておくことが必要。良い方向に前進するための大切な気付きが得られた。

  • TM

    交渉学にいう「BATNA」を軸に,交渉全般について解説した本。いわゆるハーバード流交渉術がベースになっている。解説自体は非常にわかりやすいので,交渉論を学ぶ最初の1冊にも向いていると思う。

  • ☆ツイテル☆

    フライヤー

  • sho

    射手矢氏が執筆した第二章の企業間や国家間の交渉については興味深い内容だったが、齋藤氏の執筆パートはいつもの人文科学テイストなゆるーい感じで、BATNAというより、多面的な思考が大事だよ〜という緩い人生論のような内容だった。BATNAとネゴシエーションを学びたければ、他にもっとよい本がたくさんあるように思われる。

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