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日本人力 明治を導いた近代の教育 ちくま文庫

Takashi Saito

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480435897
ISBN 10 : 4480435891
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

極東の島国で資源にも乏しい日本にとって、教育こそが成功と発展の礎だった。ところが今日、事なかれ主義が横行し、いじめや学力崩壊などの現象は改善されず、「教育」は機能不全に陥っている。そもそも日本人を日本人たらしめたものとは何だったのだろうか。近代日本を果敢に生きた九人の生き方と工夫の中から、「教育力」の真髄を汲みとる。

目次 : 「日本人」力とは何だろうか―文庫化に寄せて/ 第1部 日本を教育した人々(吉田松陰と沸騰する情熱の伝播/ 福沢諭吉の「私立」という生き方/ 「夏目漱石」という憧れの構造/ 日本史をつなぐ司馬遼太郎)/ 第2部 代表的日本人(与謝野晶子の女性力/ 嘉納治五郎の武道力/ 佐藤紅緑の少年力/ 斎藤秀三郎・秀雄の翻訳力/ 岡田虎二郎の静坐力)

【著者紹介】
齋藤孝 : 1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『声に出して読みたい日本語』(草思社)が話題を呼ぶ。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • かずぼん

    幕末から明治・大正・昭和と近現代を駆け抜けてきた「日本人」が取り上げられている。我々の世代の日本の歴史の認識は幕末から明治維新までが中心で、その後は駆け足に大日本帝国憲法日清、日露戦争、二つの世界大戦という戦争を柱にした歴史を学ばされてきた気がする。元号が変わり、昨年の明治維新150年を区切りに、本書で取り上げられている人たちが生きた時代について、人を中心に改めて関連する本を読んでみたくなった。渋澤栄一もその一人。加納治五郎は早速別の本を購入して読んだ。現在見逃されていて我々の生活につながる人がまだいる。

  • 柏原亜衣

    嘉納治五郎さん、佐藤紅緑さん、斎藤秀三郎さん、岡田虎二郎さん、 初めて知る方が多く、柔道の世界などは、新鮮に読み進められたと思います。 一人ずつ章が分かれているのですが、量は膨大に感じ、斎藤先生のミッション、パッション、ハイテンション力に敬服致します。 何度でも読みたくなる御本でした。 1番好きなのは吉田松陰先生の章でした!

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