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声に出して読みたい日本語 2

Takashi Saito

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794211385
ISBN 10 : 4794211384
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「汚れちまった悲しみに」「歳歳年々、人同じからず」「小諸なる古城のほとり雲白く」…。ベストセラーとなった前著の続編。圧倒的要望に応えて、暗誦・朗誦向き古今の名文・名句を集めた好評テキスト、第2巻刊行。

【著者紹介】
斎藤孝 : 1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒。同大学教育学研究科博士課程をへて、現在明治大学文学部助教授。専攻は教育学、身体論。『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞)など。前作『声に出して読みたい日本語』がベストセラーとなり、以後『三色ボールペンで読む日本語』『理想の国語教科書』『人間劇場』などを次々に刊行して教育問題に新鮮な問題提起を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 月讀命

    こちらも再読。10年前に読んだ時、本の栞にして挟んでいた(? )2000円札を発見して一寸嬉しい気分。・・・第1巻に比べ、中には知らない文章(恥ずかしい事ではあるが・・・)もチラホラ存在するので、そこがまた新鮮である。「肝を冷やす」というホラーっぽい文章も多く取り上げられていて興味深い。『通りゃんせ、通りゃんせ、ここはどこの細道じゃ、天神様の細道じゃ、ちーっと通してくだしゃんせ。御用の無いものとおしゃせぬ、この子の七つのお祝いに、お札を納めに参ります。行きはよいよい、帰りは恐い・・・・・・・・怖い。怖い。

  • カピバラ

    与謝野晶子、宮沢賢治がやはり良い。日本語は美しいですね。

  • ばりぼー

    「様々の習をつくして、習稽古の修行、功つもりぬれば、手足身に所作はありてこころになくなり、習をはずれて習にたがはず、何事もするわざ自由也。(柳生宗矩『兵法家伝書』)」私が思うに、日本ではこの百年、「自由」の概念はいまひとつ生産的に捉えられてこなかった。自由とは勝手気ままな状態ではなく、技が自在に使いこなせる状態のことだと私は考えている。宗矩は、稽古を積み、頭で考えなくても身体がしっかりと確実に動く状態を「自由」と言っている。技が身についているほど自由であるのは、モーツァルトやイチローを見ればわかることだ。

  • メタボン

    ☆☆☆★ やはり教科書で目にし、耳で聞いた文章は名文揃い。最近歯ごたえのある文章を読んでいないなと実感。難しくても音読することで体に響きとして沁みいることもある。歌舞伎の名セリフ、俳句・短歌の五七のリズム、中島敦などの漢語混じりの厳粛な文章、どれを取っても素晴らしい。

  • 蓮華

    日本語なのにスラスラと読めないもどかしさ。 音読することで日本語の美しさを感じることができる。 学生の頃習った詩人や歌人の詩や歌から、早口言葉まで音読を楽しめる本です。

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