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声に出して読みたい日本語 1 草思社文庫

Takashi Saito

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794217998
ISBN 10 : 4794217994
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「知らざあ言って聞かせやしょう」の歌舞伎、「春はあけぼの」の古典、「どっどどどどうど」の宮沢賢治など、各種ジャンルで読んで気持ちがよく、誰もが親しんだ名文名句を集めた暗誦用テキスト。日本語の宝とも言うべき文章、一節を音読することで、心も身体も晴れ晴れとする。暗誦教育の復権を提唱して、日本語ブームを巻き起こしたベストセラーの第一作。毎日出版文化賞受賞。

目次 : 1 腹から声を出す/ 2 あこがれに浮き立つ/ 3 リズム・テンポに乗る/ 4 しみじみ味わう/ 5 季節・情景を肌で感じる/ 6 芯が通る・腰肚を据える/ 7 身体に覚え込ませる・座右の銘/ 8 物語の世界に浸る

【著者紹介】
齋藤孝 : 1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。著書に『身体感覚を取り戻す』(日本放送出版協会、新潮学芸賞)など。2001年に刊行した『声に出して読みたい日本語』(草思社、6巻まで刊行、毎日出版文化賞特別賞)は、続篇、関連書をあわせて260万部を超えるベストセラーとなっている。NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • れみ

    音読・暗誦を目的に名句名文を集めた本・第一弾。黙読とは違った声に出すことで感じる魅力に気づいたりもできた。特に「論語」とか「偶成」とかの漢語を訓み下したものは声に出すとそのどっしりした感じとかパキッとした感じとかがたまらなく良い。あとは永井荷風の「震災」や泉鏡花の「草迷宮」も良かったし「竹取物語」「平家物語」は昔、国語の教科書を音読した時のことが蘇って懐かしかったな。最初から最後まで一通り読んで繰り返し読みたい部分を抜き出して一旦の区切りはつけたけど、他のも読みたいと思うまでしばらくは繰り返して読む予定。

  • あや

    単行本は2001年刊行で大ベストセラーになった本書を今さら読む。超結社の歌会でご一緒させていただいている方にすすめられて読んだ。声に出して読みはしなかったけれど、日本の代表的な名文が詰まっていて面白かった。暗誦文学という語を初めて知った。文学の韻律の美しさを愛でるということも愉しい。個人的には、学生時代から積読にしてある幸田露伴の「五重塔」が読みたくなった。年を取ったら、実際に音読してボケ防止に使いたい。

  • びっぐすとん

    再読。昭和生まれには教科書でお馴染みの詩や文部省唱歌、古典や名作の冒頭部が多く、実際声に出して読んでいたものばかり。声に出して読んだものは何十年たっても案外覚えているものだなあ。歌舞伎の名台詞や叩き売りの名文句も昭和生まれならどこかしらで耳にしている。逆に言うと文部省唱歌や叩き売りは若い人はこうして紹介しないと知らないのか。「今は言葉が乱れていて嘆かわしい、昔の方が美しい日本語だった」と考える(千年前の人も同じことを言っているが)、著者始め社会の中心にいる昭和世代の懐古趣味も混じっているかもしれない。

  • なおみ703♪

    実は、息子たちに良く読んでいた本だ。最近、斎藤孝さんの著書を乱読していて、自分のために読み直そうと思った。スキマ時間を利用したいと思う。斎藤孝氏は、日本語の「宝石を身体に埋める」イメージで楽しんで欲しい、と言っているが、まさに私は日本語の名文を身体に取り込み、技として使いこなしたいと思っている。腰や肚を中心として自分の存在感を確かに感じる身体文化<腰肚文化>と、深く息を吸い、朗々と声を出す<息の文化>を意識しつつ、日本語の美しい響きを味わいたい。一巻はほぼ教科書に出ていたので、親しみやすいものばかりだ。

  • aiken

    2001年の本。古事記、藤村、夏目漱石、ガマの油の売り口上、唱歌、万葉、謡に般若心経。黄金虫の歌から宮沢賢治まで。さまざまな「どこかで聞いた日本語」であふれている。理系オジサンにとっては、あまりにも日本語が美しく、ちょっと感動してしまった。すっかり声を出して読んでしまった。シリーズになってるようなので、次も声を出して読んでみたい。

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