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「遅読」のすすめ Sb新書

Takashi Saito

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815635503
ISBN 10 : 4815635501
Format
Books
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

読書の大家が教える、コスパ・タイパの時代だからこそ「味わって読む」理由

コスパ・タイパ至上主義が広まり、「答えだけをサッと知る」ことがよしとされる昨今。
しかし、「本物の教養」は「時間をかけて本を読むこと」「何度も同じ本を読むこと」によって身につきます。

読書の大家である齋藤先生は、論語を2年かけてゆっくり読むことで孔子の言葉に深く触れ、自分の人生にその教えを取り入れることができたと語ります。
つまり、読書は単なる情報収集の手段を超えた、自分の人格・教養を磨いていく行為でもあるのです。

「遅読」することでしかたどり着けない教養の深みがあります。
齋藤先生が今の時代だからこそ勧める「味わって本を読む理由」と、「本物の教養が身につく読書の技法」を解説します。

【著者紹介】
齋藤孝 : 1960年静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MI

    タイパやコスパの時代だからこそ、味わって読む「遅読」が重要。タイトルだけをみると、ゆっくり読むだけかなと思っていたが、ビジネス書や雑誌などは流行があるから速読、時代小説や古典などゆっくり味わうので遅読と読む本によって速度を変える。お勧め本は参考になった。遅読の良さは本をあえて途中で閉じることで空想を豊かにする、目を休めるという効果もある。「読書は旅に似ている。新幹線のように早く目的地に着くことも、各駅停車でゆっくりと読むこともできる。読書は急ぐ必要のない旅なのです。」とてもいいなと感じた。

  • ふくとみん

    わかりやすい文章に助けられた。温和な静岡を感じられる。著者も10冊程度の本を同時進行で読むとあり安心した。浪人時代に一年かけて「ジャン・クリストフ」を読んだことが書かれてあった。私も遅読でいいからスタートしたい。第4章の本たちを参考にします。

  • でかかのんちゃん

    齋藤先生が仰るように、絶対読書する時間は皆均等に持ってるわけで、どうでもいいスマホ時間に貴重な時間を取られているっていうのは、本当に大反省しています。 今日から1年間の年は(たまたま今日誕生日なので)少し、読書に時間を割いて深みのある読書経験が出来たらなぁと思います。

  • RRR

    皆さんは、本を読む際に遅く読むことを心がけていますか?本著は、ゆっくり読むことでかつてない体験が味わえる、という読書指南書です。ゆっくり読むことで、気付きを与えてくれる、だからこそ味わって読むと意味が生じるのです。 勉強になる新書です。

  • Simon

    速さが問われる時代にゆっくり本につかる事の良さを説いた本。特別目新しい情報が書かれているわけではないが、分かりやすい文体で遅読を進めてくる雰囲気が良い。ただ、普段本を読まない層をメインにリーチしたそうに読めるのだが、その場合タイトルはミスマッチなのではないかとも思う。遅読におすすめの書籍リストはありがたい。

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