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人格障害の時代

Takashi Okada

User Review :3.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582852295
ISBN 10 : 4582852297
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2004
Japan

Content Description

児童虐待がなぜ多くなっているのか、アルコール依存はなぜ止まらないのか。これらは「人格障害」という病気から発している。現代人の誰もが感じ直面している不安に、治療の最前線に立つ精神科医が答えを示す。

【著者紹介】
岡田尊司著 : 1960年香川県生まれ。精神科医、医学博士。東京大学哲学科中退、京都大学医学部卒業。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。現在、京都医療少年院勤務。また小笠原慧のペンネームで小説を執筆。第20回横溝正史賞を受賞した『DZ』などの作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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いまどき「人格障害」という言葉は耳にする...

投稿日:2021/03/10 (水)

いまどき「人格障害」という言葉は耳にすることも稀だが、2004年出版当時ではこうしたメンタルヘルスの類型化論(逃避性、依存性、強迫性・・・etc)にも新規性があったのだろうか。 それらの原因を生育環境に求めるというのは頷けるのだが、ゲームやバーチャルリアリティの影響を過大に問題視し、果ては薬物と同等レベルでチェックするべきという対案は行き過ぎているのではないか。 AI技術が発達し自明のものとなっていく現在においては、いかにしてテクノフォビアを乗り越え、我々自身が同期していけるかという問題意識こそが重要ではないか。

ポアンカレ さん | 東京都 | 不明

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