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一瞬の風になれ 第3部

Takako Sato

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062764087
ISBN 10 : 4062764083
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2009
Japan

Product Description

3冊同時刊行で待望の文庫化!
はええなあ……もう、あいつに抜かれたくない。「最高のリレーをしたい」


いよいよ始まる。最後の学年、最後の戦いが。100m、県2位の連と4位の俺。「問題児」でもある新入生も加わった。部長として、短距離走者として、春高初の400mリレーでのインターハイ出場を目指す。「1本、1本、走るだけだ。全力で」。最高の走りで、最高のバトンをしよう――。白熱の完結編。

Content Description

いよいよ始まる。最後の学年、最後の戦いが。100m、県2位の連と4位の俺。「問題児」でもある新人生も加わった。部長として短距離走者として、春高初の400mリレーでのインターハイ出場を目指す。「1本、1本、走るだけだ。全力で」。最高の走りで、最高のバトンをしよう―。白熱の完結編。

【著者紹介】
佐藤多佳子 : 1962年東京都生まれ。1989年、「サマータイムで」月刊MOE童話大賞を受賞しデビュー。『イグアナくんのおじゃまな毎日』で’98年、産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、’99年に路傍の石文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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久しぶりに本を読んで胸が熱くなった。今ま...

投稿日:2021/07/11 (日)

久しぶりに本を読んで胸が熱くなった。今までの試合があっさりしてた分、今回はどの試合も心に残るものばかりだった。試合の場面では主人公と同じ緊張感を味わい、結果に一喜一憂してしまう。ただ走るという行為がこんなにも尊いのだ。本屋大賞受賞も納得の、青春小説の金字塔でしょう。

ナムリ さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんごろ

    新二達と、自分もともに悔しさ、嬉しさをわかちあえ、一緒に過ごした気持ちになりました(^^)とにかく引きこまれました。最後は感涙!だけど、この作品は自分には酷(>_<)中学でやめないで、高校も陸上部をやってればよかったと、第1部よりも第2部、第2部より第3部と、どんどん後悔の気持ちが強くなってきました。高校生活に戻って陸上部に入りたいよ〜。でも俺は短距離でなく長距離でしたけどね(^^;)そんな気持ちは強くなりましたが、面白さは文句なしです!

  • hiro

    読み終えて出た言葉は、ええ〜これで終わり?200mの結果は、谷口とはどうなるの、インターハイは、健一は復活するの、大学は蓮といっしゅに行くの等々、作者に教えてと言いたい結末だった。作者は読者に自由に想像してくださいということだろうか。やはり最後は、春野台高校陸上部の3年間と、今度の目指す道について、新二と蓮の二人に小説のなかで話してほしかった。でも3年間でよく二人とも成長したなと読んでいてうれしくなるような小説だった。読んでいて思わず、「春高、ファイトーッ」と声を出してしまいそうになるぐらい応援していた。

  • mae.dat

    第3部−ドン−。うわー。一瞬風になったー。1,2部よりも明らかにページ数が厚くなっているのに、スピードは寧ろ加速したよ。ムードメーカーの桃内くん。連とは違う方でセンスの高く、しかし問題児でもある鍵山くんを混えて。そして何より根岸くんですよね。熱いねぇ。精神的にもスポ根しているねぇ。一悶着がありながらも良いチームになりました。メインキャラクターは言わずもがなで。サブキャラの皆さんが、それぞれ重要な役割を果たしているのが全体を纏めていて凄い。そして南関東大会での100m決勝と4継決勝は自然と力が入りますよ。

  • SJW

    シリーズ第三部の完結編。新二は高校最後の学年となり、部長としてチームをまとめていく。問題児の新入生も加わりインターハイ出場を目指して地区大会に挑んでいくが、手に汗握る展開に目が離せない。第一部、第二部でもかなり話に引き込まれたが、第三部はもっとのめり込んでいった。軽快なテンポの文章でストーリーは進み、頁をめくる手が止まらなくない。大会のその場にいるような錯覚で、読んでいるだけなのにドキドキしたり、新二や仲間達と涙を流しそうになっりした。久々に小説を読んだだけで青春を謳歌してしまった感じがする。(続く)

  • ミカママ

    久しぶりに寝食忘れる小説に出会えました。長編だし、青春もの苦手だし、二の足踏んだのですが、読み始めたら一気。私の場合、「いい小説」というのは、たとえば読んでいる途中でほかのこと(家事とか仕事とか)をしなきゃいけないときに、用事をしながらもその小説の内容や主人公たちについて考えてしまうもの、というのがひとつの目安なんですが、これはまさにドツボ。新二、いいなぁ。GFの谷口、かわいいなぁ。みっちゃんも最高。ラストの4継の決勝では当然泣きました。健ちゃんの復活も見たかったけど、それを望むのは欲張りすぎでしょうね。

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