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いつの空にも星が出ていた 講談社文庫

Takako Sato

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065324295
ISBN 10 : 4065324297
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan

Content Description

さえない高校教師。未来を探して揺らぐ十代のカップル。奇妙な同居生活を送る正反対の性格の青年たち。コックの父と少年野球に燃える息子。彼らをつなぐのは、ベイスターズを愛する熱烈な思いだった!本屋大賞受賞作家が、横浜ファンたちの様々な人生を描き、何かに夢中になる全ての人に贈る感動の小説集。

【著者紹介】
佐藤多佳子 : 1962年東京都生まれ。’89年「サマータイム」で第10回月刊MOE童話大賞を受賞しデビュー。『イグアナくんのおじゃまな毎日』で’98年に第45回産経児童出版文化賞、第38回日本児童文学者協会賞、’99年に第21回路傍の石文学賞、2007年に『一瞬の風になれ』で第28回吉川英治文学新人賞と第4回本屋大賞、’11年『聖夜』で第60回小学館児童出版文化賞、’17年『明るい夜に出かけて』で第30回山本周五郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まさきち

    一本のショートストーリーと三本の長編。そのすべてがホエールズ(敢えて一番馴染みのある呼称で)のそれぞれの時代の動静と共にリアルに描かれており、具体的な風景を思い描きながら楽しみました。そしてどの物語もあたたかい気持ちで締めさせてくれましたが、やはり一番のお気に入りは父を捨てた遠く門司で暮らす祖父に孫が一人で始めて会いに行く「ダブルヘッダー」です。

  • ぼっちゃん

    大洋ホエールズ、DeNAベイスターズを愛して止まない横浜ファンの物語4編。会ったこともないおじいちゃんが日本シリーズの切符を取ってくれて一人新幹線に乗りおじいちゃんと観戦する『ダブルヘッダー』が良かった。

  • たるき( ´ ▽ ` )ノ

    昔はプロ野球が嫌いだった。高校野球のように美しくなくて、お金のニオイがプンプンする気がして。でも、98年のベイスターズ日本一の瞬間をテレビで観て、プロ野球って凄いんだなって感動したのを思い出させてもらった。大洋時代からDeNA時代までを登場人物たちと共に駆け抜ける一冊。せっかくスタジアム近くに住んでいるのだから、もうちょっと本気でファンになろうかな♫

  • よっち

    全てホエールズ、ベイスターズを巡るエピソードで綴られる、ベイスターズを愛する登場人物たちを描いた連作短編集。物静かな高校の先生が連れて行ってくれたスタジアムの思い出。予備校に通う女子高生と青年の出会い。家業の電気店を継いだ若者の好きなもの。洋食店のシェフの父で応援団長だった祖父と初めて出会う少年野球でピッチャーの息子。自分はファンというわけではなかったですけど当時は父親の影響でよく観てましたし、低迷期とか関係なく応援し続ける複雑な気持ちとか、それでも心から好きなんだと思う気持ちが心に響くそんな物語でした。

  • ベローチェのひととき

    妻から紹介されて読んでみたいと思い、ネットで取り寄せた本。4編からなる短編集。大洋ホエールズからDeNAベイスターズへと変遷を辿るが、変わらない横浜ファンの人々の気持ちを描いた物語。特に横浜ベイスターズが1998年マシンガン打線をひっさげて日本一になるくだりを描いた部分は胸が熱くなりました。何かを推すという行為は人生を豊かにすると思いました。

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